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奈良と三重の県境に名峰高見山があります。西に降った雨は吉野川・紀ノ川から大阪湾に流れます。東に降った雨は櫛田川から伊勢湾に注ぎます。紀伊半島の背骨台高山脈は西と東の大分水嶺を形成しています。櫛田川の源流は透明度が抜群。水面が川底の砂利に反射して上下感覚がなくなります。
水の色は空の色そのもの。夏空の色に染められます。
激流を泳いでも進みません。川底を見ようとしても激流が泡を立てて真っ白です。
岩からダイビング。一瞬の無重力から水中に入ればこれまた浮遊感が最高。
川底にはアマゴや鮎、ニジマスやイワナの小魚が泳いでいます。大きい物は遡上して岩陰で縄張りをつくり、獲物を待ちます。
何の変哲もない川底ですが、ここにアマゴの稚魚が十数匹群れをなして泳いでいます。鳥の獲物にされないように補色して川底と一体になっています。