年末は瀬戸内の乾いた空気が神戸によく似合う気がします。南京町の広場はもう年末のたたずまい。
行列ができているからきっと美味しいのでしょう。並んだらやっはり美味しかったです。
食べ歩きは南京町の楽しみの一つ。どのお店も丁寧に作ってあって食材のお味が引き出されています。
異人館に行ったらサンタクロースが館に登っていて家全体がラッピングしてあります。南京町から歩いて行ったら、街全体がクリスマス一色。
風見鶏の館はいつもこのとおり。
でも室内はクリスマスがいっぱい。
泊まったホテルの窓からは港が見える。神戸はやはり港です。モザイクには観光船が行き来しています。
オリエンタルホテルは変わった形をしています。神戸の夜景と言えば、この周辺か六甲山からの眺めでしょう。LEDライトを使えばどれだけでも夜景は美しくなるでしょう。それでたくさんの新しい夜景名所は生まれています。しかし、神戸の夜景はそんなことは関係なしに街全体が夜景になっているのが特色なのでしょう。
夜が輝き出しました。ポートタワーと海洋博物館は赤と白に照らし出されました。
公園では若者がスケートボードをしています。その側で噴水のライトアップ。
部屋に帰ると対岸の観覧車にクリスマスの影絵が投影されています。1000万ドルの夜景は目の前に。
夕食は、フレンチ。このホテルは夕食に14階の最上階にあるレストランで中華、焼き肉ステーキ、ルームチャージなど四つのメニューから選べるようです。先ずは海の物。
サラダはシンブルだけど、素材のお味が生きています。
ポークステーキはヘルシーです。ソースはお肉本来のうまみを邪魔しないで主菜をしっかり引き立てています。
スイーツは甘さ控え目です。この他にもステーキの前にレモンの氷菓子が出るなど、食べる人をびっくりさせる仕掛けがしてあります。最後は茶菓子にヒーヒーか紅茶で終わります。がっつり食べたい人には物足りないかも知れませんが、ヘルシーなのがいいと思います。何より静かなのがいいです。神戸の夜景を見ながらの夕食はのんびりできて最高。このホテルは、チェックアウトが正午と長く、神戸の街を駆け回るというよりも、ホテルで長く滞在して楽しむように作られている感じがしました。
次の日はいなづま米研究所で昼食をいただきました。スタッフは全員白衣を着ています。確かに研究所なので白衣なのかも。出てきた物は発酵食品。なぜか醤油がありません。見たところ地味に見えますが、食べたら美味しさにびっくりします。ネギは甘くカボチャが美味しくなっています。カツオがなぜこんなに味が出るの不思議になります。すべては酵母菌が食材を美味しくしているのでしょう。洗練されたお味にしあがっいます。お味噌汁にトトロ昆布が入っているのは神戸周辺の食文化なのでしょうか。