最近、Yahoo!知恵袋をよく利用しています。
たまーに、回答者として答えることがありますが、すべてに、というわけにはなかなかいかない。
まあ、そんなに時間がないっていうのが大きいですが、そもそも、答えやすい質問と答えにくい質問が僕の場合はっきりしています。
テニスについていえば、まず、技術についての質問は、難しい。
基本的なものになれば、なおさら。
普段、選手の動きを実際に見て、実際に自分が動きながら指導しているからか、文章だけではなかなか技術については表現しにくい。
写真や動画があればなんとかなるんですが、Yahoo!知恵袋ではそれもほとんどないので、どこがどうダメなのかも分からない。
「フォアのトップスピンができない。どうしたらいいでしょう」
とか言われても、一般論的なことしか言えず、それなら他の回答者さんがしっかり答えてくれているので、表現力のない僕はスルーせざるをえない(笑)。
つぎに、抽象的な質問。
「テニスがうまくなるには、どうしたらいいですか?」
っていうのに、答えるられるほど、確固とした指導理念はない(笑)
続いて、僕の理論と明らかに違う理論をもってらっしゃるような「匂い」がしたとき。
「『フラットドライブ』の打ち方が分からない」
という質問が典型です。
(あ、出た!)
って思っちゃう。。。
「そもそも、フラットドライブなんていうボール回転は、トップスピンと変わらなくて。。。」
っていうことから始めなければならず、そんなことを言えば、絶対にケンカになりそうなので、小心者の僕は、これもスルー。
一番無理なのは、ラケットやガットの性能や特性についての質問。
理由は簡単、知識がない(笑)
やっぱり、ショップ関係者の方などは答えやすいんでしょうか?
僕は田舎者なので、手近なところで試打会が開かれるような環境にもいないですし(笑)
生徒にも、高価なラケットは必要ないと言っていますので、質問に出てくるようないいラケットを使っている生徒はいない。
ガットなどは、自分自身、いろいろと試しながらも、結局は「感覚」に頼って「アルパワー」にしてるぐらいなので、これまで知識で覚えようという気がない。
「知らない」ことは「答えられない」。
かといって、自分の「感覚」はただの感覚でしかないことを知っているので、偉そうに、
「○○は、打球感が柔らかいのに、反発力はけっこうありますよ」
みたいなこと、恥ずかしくて言えない(笑)
以前、別名で同様なブログをやっていたとき、
「テニスを科学的に検証するとかほざくんなら、ちゃんとガットの性質にこだわった考察をしろ」
と、コメントで怒られたことがあるぐらい(笑)
ブログでのガットについての記事が、あまりにもいい加減だったからだと思います(笑)
一つ一つのガットの違いはもちろん分かります。
これでも結構な種類のガットを張ったことがある。
ただ、感覚に頼ってるから、名前とか素材を全く覚えてないんですが(笑)
一度ナチュラルガットを張ったときには、当たり前ですが「衝撃的」でした。
ナイロンやポリとこんなにも違うものなのかと。
あまりにもショットが気持ちいいので、生徒の練習にならないぐらいのショットを、ラリーでもバンバン打ち込んでいました。
まあ、調子に乗りすぎて、5日間で切れてしまって。。。ああ、8,000円が5日で。。。あれ以来、二度と張ってないですが。
僕が分からないのは「違い」ではありません。 ガットの種類による「共通性」が感覚的に見つけられない。
マルチならではの打球感とか、モノならではの反発力、みたいなのが分からないんです。
違い、じゃないですよ。共通点。
1本1本の反発力の違いはもちろん分かります。
でもそこから、その反発力を生み出すメカニズムを、ガットの構造に見つける公式が、僕の頭にはない。
例えば、ガットが「モノ」なのか「マルチ」なのかも知らされず、ガットを観察することもなく、打ってみるだけで、
「モノならではの反発力がある」
って、分かるぐらいじゃないと、ガットを語る資格がないだろう、って自分にしばりをつけてるんです。
最初から「モノ」って分かってて打ってみて、
「モノにしては打球感が柔らかい」
みたいなコメントは、
「ただの『後出しじゃんけん』だろう」
って思ってる。
料理の隠し味にヨーグルトを入れることを最初から知ってて、
「ヨーグルトの風味は、気になりませんねぇ」
って言ってるようなもんでしょ?(笑)
サイトや本に書かれているうわべだけの知識に、自分の感想を上乗せすることぐらい、「それらしく」聞こえるモノはありません。
結局、ガットのこと分かってない人の台詞にすぎないのにねぇ。
しかし、打っただけで分かる人、いるのかなぁ?
いるんだろうなぁ(笑)
そういうところが、勉強不足なんだろうなぁ。
このブログでも、特定のガット、ラケットに関する考察は、僕自身が使ったモノに限られてしまいます。
ほんと、ご了承ください。
「餅は餅屋」
ってことで。
またガットのことが詳しく理解できればご紹介します。
っていうか、教えてください(笑)
ああ。。。ただで、ガットをくれる気前の良いお金持ち、そこら辺に転がってないかぁ。。。。