寒くなってきたので、毛布を洗濯・乾燥しにコインランドリーへ行ってきました。


無人のコインランドリーですが、朝からけっこうなお客さん。


4台ある洗濯機のうち、空いているものはないかと確認すると、すべてふたが閉まっていました。


そのうち2台には、洗濯物が入っています。


パッと見た感じ、どちらも床掃除に使うモップの先のようなものがたくさん入っていました。


人の洗濯物をじろじろ見るのは不躾ですが、


「掃除道具を洗いに来たんだね」


と思いながら、空いていた洗濯機で毛布を洗うことにしました。


30分ほど洗濯機を回し、終了の2分前にスマホのタイマーをセット。


洗剤を置くために一旦自宅へ戻り、時間が近づいたところで再びコインランドリーへ。


すると、先ほどの掃除道具が入った2台の洗濯機は、まだそのままでした。


私は毛布を乾燥機に入れ、その場で20分ほど待つことにしました。


コインランドリーのルール


待っている間、店内に貼られていたルールのポスターを眺めていました。


そこには、


・感染症の患者が使用した洗濯物の禁止


・ペットの毛が付いたものや、動物が使用したものの禁止


・オイルなどで汚れた作業着の禁止


などが書かれていました。


なるほど、いろいろなものを洗う場所だからこそ、ルールがあるんですよね。


そんなことを考えていると、イケアのバッグに大きな洗濯物を入れたおばあちゃんが入ってきました。


「今日は朝から混んでるね」


「そうですね」


「雨の日が続いているからね」


そんな会話を交わしました。


私は、もうすぐ乾燥が終わることを伝え、


「よろしかったら、どうぞ」


と声をかけました。


おばあちゃんは、洗濯から乾燥までできる一体型の機械を使いたかったようです。


「止まっていても、すぐに持って行かない人が多すぎるね」


そんな話をしていると、おばあちゃんが笑顔で話し始めました。


「ネコの毛が付いたり、ネコが吐いたりしたから持ってきたの」


私は一瞬、


「この人、ルールをわかっているのかな?」


と違和感を覚えました。


ポスターに書かれていたのは、まさにそういうものを禁止するルールだったからです。


おばあちゃんは、


「気をつかってくれてありがとう」


「機械が空くまで、ちょっと歩いてきます」


と笑顔で店を出ていきました。


見えないところでのルール


コインランドリーで過ごした、ほんの少しの時間。


洗濯が終わっても、いつまでも放置されたままの洗濯機。


掃除道具が洗われている洗濯機。


そして、ネコの毛が付いたり、ネコが吐いたりしたラグマットを、堂々と持ち込む人。


もちろん、事情があってすぐに取りに来られないこともあるでしょう。


掃除道具についても、何を洗っていたのかはわかりません。


それでも、店内に禁止事項が書かれている以上、守ってほしいと思います。


自分が使う洗濯機だけでなく、その後に使う人のことも考えてほしい。


誰も見ていないから。


自分くらいなら大丈夫だから。


そんな気持ちでルールを破っている人がいるのだとしたら、なんとも言えない気持ちになります。


コインランドリーは、みんなが気持ちよく使うための場所。


だからこそ、最低限のルールは守ってほしいものですね。


寒くなってきたので、毛布もきれいになって、これから活躍してくれそうです。


でも、今日のコインランドリーでの出来事は、少し残念な気持ちが残りました。


日々の暮らしの中で、あらためて考えさせられた出来事でした。