皆さまこんにちは、竜宮 いかです!
大変遅くはなってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
昔からオブラートにいえばおっちょこちょいな部分が自分の中にあり、よくからだに傷をつけていました。
それなのに痛みに耐性も全くなかったので、小さい頃は少しの怪我でもすぐに泣きじゃくってしまうほど弱虫でもありました。
よく怪我をしてしまうのは実を言いますと今現在になっても継続しておりまして、ここ最近も足を滑らせて盛大に前のめりにこけたりしてしまいました…笑
ただ怪我の認識や捉え方が私の中で以前と違うということに気づいたのです。
空手の稽古で組手や宗家の攻撃を受けたりすると、決まって私の受け方が悪く、いつもどこかしらに痣や擦り傷が出来ていました。
最初の頃は、手加減していただいてたはずなのに攻撃が当たった部分がものすごく痛くて痛くて『辛い、キツい、しんどい』と半分泣きそうになりながら痛みに耐えていました。
その経験が増えていくたびもうやりたくない、痛いのは当たりたくないと考えることもあったりしました。
気づけば組手で名前を呼ばれたり、宗家から個別で呼ばれ攻撃を受けるようにと指示を受けるたびに、内心ぎくっとなって自分の中で逃げたいと思うほどに痛みから避けたがるようになっていました。
それを宗家は察してか、私にこのようなことを話して下さいました。
"何度も何度も攻撃を受ける、もちろん痛いのは当たり前。
でもその攻撃を何度も何度も受け続けていくと逆に今度は体の方がどんどん変化していき、頑丈に強くなる。
だから耐え忍びその痛みをどう乗り越えていくか、そしてその痛みをどう捉えるか、そうすることでこの痛みへの向き合い方が変わるはずだよ"
正直に言いますとはじめはその言葉を素直に飲み込めず、結局痛みを我慢して耐えるしかないのか…と変にネガティブに受け取ってしまい、とても消極的に感じてしまいました。
そして何度も何度もからだに傷をつけて稽古を終えるのでした。
それからしばらくしての稽古でまた、以前のときのように名前を呼ばれ攻撃を受ける時がありました。
なるべくそのままの威力の攻撃を受け止めないように攻撃を受け流す事を意識しつつ、そして受け止めた痛みを痛いで終わらせるのではなく、どうしてその威力で攻撃を受け止められたのか、なぜ痛いと思うことを理解し、それをわかった上であえて攻撃を受け止めるのか、これを考えて攻撃を受け止めてみようと思い立つ瞬間がありました。
そして、いざ攻撃を受けたとき、これまでと違う手応えのようなものを感じました。
痛い。たしかに痛いしキツいけど、そこまで前ほど痛く感じない。
受け止めたあとも次の攻撃に移れるくらいの心のゆとりも感じました。
大丈夫、私まだまだ平気だ。
そんな言葉が頭に浮かびました。
そして稽古が終わり、着替えている時にふと何気なく攻撃を受けたところをさわってみると、気のせいかもしれませんが心なしか以前より皮膚が固くなったような、からだが丈夫になったような感じがしました。
その時ハッと上記で書いた宗家の言葉が脳裏をよぎりました。
また、その気づきによって自分のからだに少し自信がもてるようになり、受けに対する姿勢も次第に挑もう、つぎはもっと頑張ってみようとポジティブに捉えていけるようになりました。
何より、こうした気づきと思考の向上を経験できるような場と機会を与えてくださった宗家や先輩方の愛情をようやく知ることが出来ました。
これまで痛みに対してマイナス的なイメージや感覚しか持っていなかったのですが、別の視点から見た痛みに気づきそして知ることが出来た良い機会だったと思いました。
この感覚を忘れずにポジティブに何事も捉え、押忍の精神で今後も取り組んでいきたいと思います。
今回はここまでとなります。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
それではまた次の記事でお会いしましょう。
竜宮 いかでした!
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