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Enchanted

I celebrate you for whatever you are.

リクエストありがとうございます〜🤗

この曲は頭の中で、ぜひ情景を想像しながら聞いていただきたい。

Taylorの経験してきた過去を思い浮かべながら・・・



**********

Summer went away, still, the yearning stays

I play it cool with the best of them

I wait patiently, he’s gonna notice me

It’s okay, we’re the best of friends

Anyway


夏は過ぎてしまったのに  気持ちだけは消えなくて

誰にもバレないように感情を隠してるの

辛抱強く待ち続けたわ 彼に気づいてほしくって

大丈夫 どちらにしろわたしたちは友だちだから


I hear it in your voice, you’re smoking with your boys

I touch my phone as if it’s your face

I didn’t choose this town, I dream of getting out

There’s just one who could make me stay

All my days


あなたの声でわかったよ 友だちとタバコを吸ってるのね

まるであなたの顔に触れてるかのように電話を触るわたし

ここに住みたいなんて思ったことはないの 早く抜け出したいって思ってる

だけど唯一わたしを引き留められるものがここにはある

ずっとずっとね


【解釈】

このバースを聞いたとき、すぐに浮かんだのは1枚目のセルフタイトルアルバム。

クラスメイトにクールに思われたいとか、好きな人に気づいて欲しいとか、

Taylorが高校生の時に書いた曲たちがブワァーっと思い出されました。

Tim McGrawは特に、一夏の恋、彼が大学に行ってしまって、起きるようで起きなかった恋愛について書かれていますよね。

夏といえばこの曲です。

Love Storyもそうですが、当時のTaylorは「彼と結婚する!!」という気持ちが毎回強かったように思います。

そんなふうに彼に(もしくは恋愛という概念に)夢中になっている姿がこの歌詞から容易にイメージできます。


From sprinkler splashes to fireplace ashes

I waited ages to see you there

I search the party of better bodies

Just to learn that you never cared


スプリンクラーの水しぶきから暖炉の灰まで

あなたに会えることをずっと待ってたの

パーティーに行ってはいい人いないかなって探し回って

だけどあなたは気にもしてなかった わかったのはそれだけ


【解釈】

この部分を聞くと、緑の芝生の上、水が撒かれている情景と、

秋冬頃の暖かな暖炉が思い浮かびます。言葉だけで、季節のイメージまで自然と湧くって

すごいですよね!?ここは季節が過ぎていっているという描写だと思います。

長い間、夢見てきたことや思い焦がれていたことを語っているのだと思います。

長いこと憧れていた人は、気にもしていなくて、頭の中で作り上げていたのだ・・・と。

ティーンの頃って絶対経験することですよね(泣)


You’re on your own, kid

You always have been


結局ひとりなのよ

今に始まったことじゃない


【解釈】

このフレーズ、曲の中で3回に分けて登場するのですが、

ここのパートでは、ちょっぴり寂しい感じがします。

ここ以前のパートにいるTaylor自身に対して投げかけているように聞こえますね。


I see the great escape, so long, Daisy May

I picked the petals, he loves me not

Something different bloomed, writing in my room

I play my songs in the parking lot

I’ll run away


初めての大逃亡 いい子でいるのはもうおしまい

花びらを拾っては 「好き嫌い」の占いをしてた

部屋の中 曲を書いていると 何かが花開いたの

駐車場で書いた曲を歌ったわ

そして駆け出したの


【解釈】

Escapeに関してはいろいろなところで今までも出てきたと思うのですが、

Getaway Carまで最近ではないと思います。

というのも、その後に曲を書いて、何かが生まれた・・・と言っているので、

まだ若いですね。この後でも、自分の夢は、特別なものではなく、

誰もが夢見ることで、叶えることを難しく感じていることが伺えます。


From sprinkler splashes to fireplace ashes

I called a taxi to take me there

I search the party of better bodies

Just to learn that my dreams aren’t rare


スプリンクラーが舞う時から暖炉に灰が積もるまで時が過ぎ

そこに行きたくてタクシーを呼んだわ

パーティーに行っては出会いを求めた

そしてわかったの わたしの夢は誰しも見る夢なんだって


You’re on your own, kid

You always have been


ひとりでやっていかなきゃいけないの

いつだってそうだったでしょ


From sprinkler splashes to fireplace ashes

I gave my blood, sweat, and tears for this

I hosted parties and starved my body

Like I’d be saved by a perfect kiss

The jokes weren’t funny, I took the money

My friends from home don’t know what to say

I looked around in a blood-soaked gown

And I saw something they can’t take away

‘Cause there were pages turned with the bridges burned

Everything you lose is a step you take

So, make the friendship bracelets, take the moment and taste it

You’ve got no reason to be afraid


スプリンクラーの水が舞う季節から暖炉の灰が積もる季節まで

いつだってわたしは血、汗、涙、すべて捧げてきた

パーティーを開いて お腹を空かせてまで痩せて

完璧なキスで救われると思ってた

冗談って言ってもキツすぎたわ わたしはお金を選んだから

地元の友達は口も開かないし

血が滲んだドレスに身を包んで周りを見渡すと

誰にも奪えない大切なものがそこにあった

何もかもメチャクチャになっても ページはめくられるものだし

何か失うということはあなたが前に一歩進んだということ

フレンドシップブレスレットを作っていいのよ その瞬間を楽しんで

恐れるものなんて何もないのだから


【解釈】

ここ、Swiftiesはファン歴が長ければ長いほど、走馬灯のように思い出すことがあるのではないでしょうか?

Taylorといえば、努力。デモを配りまくってラジオで流れた時も跳ね上がって喜んで、

いろんな番組に出ては、恋人とのことを冗談にされた。それでも曲を書き続けて、書き続けて、

REDでは新しいジャンルに挑戦して、カントリーを捨てたと罵られた。

1989の時は心配するくらい痩せ細って、Taylor自身抱えている悩みや問題があったのに、いつだってファン思い、友達思いだった。

友だちができたことに嬉しくなって、写真をアップすれば、

Taylor Squadとと言われ、嘘のスキャンダルが流れてはmean girl扱いを受け、公の場から姿を消した。

そこで出会ったのがJoeだった。時が解決してくれることも、自分を傷つけてまで『いい人』でいる必要なんてない。

いつもどこか怯えていたTaylor。最近になって、今までにないほど堂々としていますよね。


You’re on your own, kid

Yeah, you can face this

You’re on your own, kid

 You always have been


これからはあなたが決めるの

ちゃんと立ち向かえるわ

あなたひとりで大丈夫

いつだってそうだったじゃない


【解釈】

ニューヨーク大学でしたスピーチは完全に、Easter eggでしたね!

これを聞いた瞬間に「きたああああ」と思いましたよ!

ここではかなりポジティブになっています。

“Scary news is: You’re on your own now.

 Cool news is: You’re on your own now!”






Twitterでリクエストをいただきまして、解説も入れて書いて欲しいということで、

解説というよりは、わたしの個人的な解釈を入れさせていただきました。

もちろんTaylorの真意は分かりかねますのでご了承を・・・



**********

You booked the night train for a reason 

So you could sit there in this hurt

Bustling crowds or silent sleepers

You’re not sure which is worse


わざと夜行列車を選んだのよね

傷心した心を落ち着かせようと

騒ぐ人の波と静かに眠る乗客

どちらが迷惑か 今のあなたにははっきりしない


【解釈】

曲が進むにつれ明かされていきますが、彼はプロポーズを断られており、

おそらく断られた日の夜、ひとりで夜行列車に乗って遠くへ行こうとしているのではないかと思います。

悲しくて、動揺している時には静けさがいいのか、それとも人の気配がする方がいいのかわからなくなります。

心を落ち着けようと列車に乗ったものの、動揺し続けている姿が想像できます。


Because I dropped your hand while dancing

Left you out there standing

Crestfallen on the landing

Champagne problems

Your mom’s ring in your pocket

My picture in your wallet

Your heart was glass, I dropped it

Champagne problems


踊っていたふたり わたしが離したあなたの手

ひとり残されたあなた

わたしの取るに足らない問題のせいで

あなたは崩れ落ちてしまった

ポケットに残されたお母さんの指輪

財布の中のわたしの写真

あなたのガラスのような心 わたしが落としてしまったの

どうでもいい悩みのせいで


【解釈】

『踊る』という表現はTaylorが好んで使う比喩だと思います。

例えば、”I was dancing when the music stopped”(happiness)

“but we were dancing with our hands tied”(Dancing Our Hands Tied)

“And you asked me to dance, but I said, ‘Dancing is a dangerous game” (Cowboy Like Me)

“But I don’t wanna dance if I’m not dancing with you” (Holy Ground)

彼女にとってdanceは誰かへ強い感情を抱いたり、愛を伝えること、関係を続けることであるように思えます。

それゆえに、ここでのdanceもうまくいっていたはずの関係を壊してまったことを意味していると考えられます。

加えて、champagne problemsというのは、裕福な人が、そうではない人たちからしたら悩みとは思えない、

取るに足らない苦悩を指します。有名人の精神的問題はそうではない人たちからすると、想像できなかったり、

悩みなんてないだろうと思ったりするため、なかなか理解されませんよね。

Taylorがこの曲を通して、誰について歌っているのか、それとも完全なるフィクションなのか、

真意は分かりませんが、全体の歌詞から伺えるのはこの2人に社会的地位の格差があるのではないかということ。

お母さんの指輪を婚約指輪にするような、家族ベースで伝統を重んじる人。

町を挙げて誰かの結婚を祝うようなところ出身の人。それだけでも立場が違うことがわかります。

裕福・有名な人と、そうではない人の恋愛はここが大きく問題になるのではないでしょうか。



You told your family for a reason 

You couldn’t keep it in

Your sister splashed out on the bottle

Now no one’s celebrating


家族にも伝えたのね

ひとりでは耐えられなかったんでしょう

お姉さんは高価なお酒も準備してくれていたのに

誰も祝う人はいなくなってしまった


【解釈】

お姉さんがかなり張り切っていたようですね。

これは主人公と彼のお姉さんが親しかったことを表しているのではないでしょうか。

この後の歌詞の内容からも、周りの人がお祝いムードだったことが伺えます。

当然Yesというだろうと思ってお祝いの準備をしていたのかもしれませんね。


Dom Pérignon, you brought it

No crowd of friends applauded

Your hometown skeptics called it

Champagne problems

You had a speech, you’re speechless

Love slipped beyond your reaches

And I couldn’t give a reason

Champagne problems


ドン・ペリニヨンのワインを持ち出してたのに

お祝いしてくれる友だちももういない

あなたの町の噂では

取るに足らない悩みが原因だと

スピーチだって準備してたのに 今は何とも言えないわよね

愛は知らぬ間に予期せずすり抜けていった

わたしは理由さえあげられなかったの

どうでもいいと思われるような問題だったから


【解釈】

町で噂が回るような場所なので小さなコミュニティなのでしょう。

なぜプロポーズを断ったのか、理由がはっきり言えないのは、champagne problemだからなのか、

自分自身も理解しようとしているプロセスにあって、明確な理由が伝えられなかったのか…

どちらにしても、主人公がかなり苦悩しているように読み取れます。


Your Midas touch on the Chevy door

November flush and your flannel cure

“This dorm was once a madhouse”

I made a joke, “Well, it’s made for me”

How evergreen, our group of friends

Don’t think we’ll say that word again

And soon they’ll have the nerve to deck the halls

That we once walked through

One for the money, two for the show

I never was ready so I watched you go

Sometimes you just don’t know the answer

‘Til someone’s on their knees and asks you

“She would’ve made such a lovely bride

What a shame she’s fucked in the head,” they said

But you’ll find the real thing instead

She’ll patch up the tapestry that I shred


あなたの魔法のような手が車のドアを開けて

11月はあっという間に過ぎていった あなたのフランネルが癒してくれたの

「ここは昔クレイジーな寮だった」とあなたが言うから

「わたしにはぴったりね」なんて冗談を言ったけど

わたしたちの友情は永遠だなんて

もう言えないと思うわ

わたしたちが歩いたあの道で

あの人たちは堂々とホリデーを楽しむのよ

お金のためだとか 世間体のためだとか言われたけれど

結局は心の準備ができてなかったの だから去り行くあなたの後ろ姿をただ見つめてた

答えなんて 誰かが跪いて質問を投げるその時まで

わからないもの

「素敵な花嫁になっただろうに

頭がおかしな人で本当に残念だ」みんなそう言ったものよ

だけど大丈夫 あなたは本物と出会えるわ

彼女がわたしが破いたタペストリーを紡ぎ合わせてくれるから


【解釈】

Midasは黄金であればすべて良いと思っている神様。こうなってくると、Joeのことではないかと思ってしまう…

というのもTaylorはJoeに恋して、愛は燃えるような赤だと思っていたけれど、黄金だった、と言っています。

Joeかどうかはさておき、その何もかも黄金に変え、修復してくれる手で、傷ついた彼女を支えてくれたのがあなただ、と言っているのでしょう。

ちなみにmadhouseは騒がしい学生寮とも取れますが、精神病院とも取れます。彼は「ここは本当に騒がしい寮だったんだよ」と言ったところに、

精神的に落ち込んでいる主人公が、おそらく8割本気、2割冗談くらいで、精神病院の意味合いで取る冗談を言ったのでしょう。

Taylorはこの曲は大学時代に出会った恋人の物語と言っているようですが、ここでそのバックグラウンドをちらつかせているようです。


この主人公が彼の申し出を断ったことで、この町に住む彼の地元の友達とはもう会わないかもしれませんし、

そんな悲しい思い出がある場所でも、彼らは、まるで何もなかったかのように幸せに過ごすのです。


この決断に至るまで、いろいろなことを世間に言われてきて、大丈夫だと思っていたのかもしれません。

だけど、いざとなったらやっぱり「はい」と言えなかった。

最後には彼の幸せを祈っているところもグサッときます…



And hold your hand while dancing

Never leave you standing

Crestfallen on the landing

With champagne problems

Your mom’s ring in your pocket

Her picture in your wallet

You won’t remember all my 

Champagne problems


踊っている途中で

あなたをひとりになんてしないはずよ

どうでもいい悩み事で

あなたを落ち込ませたりしないはず

あなたのポケットにはお母さんの指輪

財布の中にあるのは彼女の写真

その頃にはあなたはわたしの取るに足らない

どうでもいい問題なんて覚えていないはず


【解釈】

わたしは、どうしてもhappinessとリンクさせてしまいます。

Evermoreとfolkloreは確実に曲どうして兄弟が存在しますよ!

なぜhappinessを思い出してしまうかというと、happinessの中では、

わたしの後、あなたの隣に立つ人が美しくも愚かであるといい・・・と

次の人の存在まで考えているんです。そう思ってしまうのは、今湧き上がっている感情のせいだ、とまで

言っています。これは繋げてしまっても無理ないでしょう。




というような感じで、Taylorの書く曲は、ただの曲じゃないですよ!

絶対に感じ取ることや、読み込むことが必要です。

そりゃ名誉博士号ももらうわ。




聞けば聞くほどよくなるMidnights。

Taylorにもいろいろあって、聞きながら考えることが変わってしまったところは

あるけれど、また生まれたマスターピース。

Taylor、ありがとう!!!









**********

Once upon a time, the planets and the fates 

And all the stars aligned

You and I ended up in the same room

At the same time


ある時のこと、惑星と運命

そしてすべての星が重なって

あなたとわたしは 同時に同じ部屋にいた


And the touch of a hand lit the fuse

Of a chain reaction of countermoves

To assess the equation of you

Checkmate, I couldn’t lose


触れ合った瞬間 導火線に火がついた

そこから攻防が始まって

あなたの方程式をよく研究して

チェックメイト、負けられないわ


What if I told you none of it was accidental?

And the first night that you saw me

Nothing was gonna stop me

I laid the groundwork and, then

Just like clockwork

The dominos cascaded in a line

What if I told you I’m a mastermind?

And now you’re mine

It was all by design

‘Cause I’m a mastermind


何もかも「たまたま」じゃなかった、そう言ったらどう思うかな?

あなたが初めてわたしを見かけたあの夜

わたしを止めるものなんてなかった

地道に基礎を作り上げたの

時計のように的確にね

そしてドミノが列になって倒れていった

わたしがマスターマインドってあなたは知ってた?

今ではあなたはわたしのもの

すべて計画的だったのよ

だってわたしはマスターマインドだから


You see, all the wisest women

Had to do it this way

‘Cause we were born to be the pawn

In every lover’s game


賢い女性たちはみんな

こんなふうにやってきたのよ

だって恋人のゲームではただのコマになる運命だから


If you fail to plan, you plan to fail

Strategy sets the scene for the tale

I’m the wind in our free-flowing sails

And the liquor in our cocktails


計画をし損なうってことは 失敗への計画を立てているのと同じ

おとぎ話にも戦略が必要なの

自由気ままなわたしたちの航海 わたしは船を動かす風

そしてカクテルの中 あなたを酔わせるお酒ね


What if I told you none of it was accidental?

And the first night that you saw me

I knew I wanted your body

I laid the groundwork, and then

Just like clockwork

The dominoes cascaded in a line

What if I told you I’m a mastermind?

And now you’re mine

It was all by the design

‘Cause I’m a mastermind


何もかも「たまたま」じゃなかった、そう言ったらどう思うかな?

あなたが初めてわたしを見かけたあの夜

わたしは最初からあなたが欲しくてたまらなかった

地道に基礎を作り上げたわ

時計のように的確にね

そしてドミノが列になって倒れていった

わたしがマスターマインドってあなたは知ってた?

今ではあなたはわたしのもの

すべて計画的だったのよ

だってわたしはマスターマインドだから


No one wanted to play with me as a little kid

So I’ve been scheming like a criminal ever since

To make them love me and make it seem effortless

This is the first time I’ve felt the need to confess

And I swear

I’m only cryptic and Machiavellian

‘Cause I care


小さい頃は誰もわたしと遊んでくれなかった

だからそれからずっと犯罪者のように計画を練ってきたの

愛してもらえるように しかもそのために頑張ってるように見せないように

本当のこと言わなきゃって思えたのはこれが初めて

誓うわ

謎めいていて策謀的なのは

心から気にしているからよ


So I told you none of it was accidental

And the first night that you saw me

Nothing was gonna stop me

I laid the groundwork, and then

Saw a wide smirk on your face

You knew the entire time

You knew I was a mastermind

And now you’re mine

Yeah, all you did was smile

‘Cause I’m a mastermind


だから言ったでしょ「たまたま」じゃなかったと

あなたが初めてわたしを見かけたあの夜

わたしはそこからノンストップだったの

地道に基礎を作り上げたわ

あなたはニヤリと笑ったわね

最初からわかっていたから

わたしがマスターマインドだと

今ではあなたはわたしのもの

すべてはあなたの笑顔から始まったの

だってわたしはマスターマインドだから

わたしがMaisie Petersを聞き始めたのはこの曲が出た頃でした。

時期的にbreak up songsを聞きたい時期ではなくて、好きだけど、

悲しくなった時にとっておこうと思って、プレイリストに入れました。

今聞いても、心地いい曲です。(歌詞は胸にチクチク来ますが)



**********

It was open and closing and hopelessly hoping for shore

We were here, we were ghosting

Both of us coasting on “just give a little more”


開けたり閉めたり 落ち着くことをひたすら願ってた

一緒にいたり お互い無視したり

いつも「もうちょっとだけ」ってところに行き着くだけだった


It was all out my hands when you pulled the trigger

And I kissed your friends ‘cause your friends said you kissed her

And I didn’t flinch, and the lights didn’t flicker and I fell apart


あなたが引き金を引いた頃にはもう

わたしには何もできることはなかった

あなたの友だちにキスしたのは あなたが彼女にキスしたって聞いたから

動揺なんてしなかった 何の忠告もなくて ただわたしは崩れていったの


You were my best nights and worst fights

And couldn’t care less

You were my gold rush to cold touch

Favourite ex

And all of the others cancel out each other

And its always you left

You were my no sleep, cried for weeks

Favourite ex


最高の夜も最悪なケンカも 全部あなたとだった

気にもしなかったの

ドキドキも冷たい態度もあなただったから

あなたはお気に入りの元恋人よ

ほかは何もかもどうでも良かった

最後に想うのはあなただった

あなたに捧げたの 眠れない夜も泣き続けた時間も

あなたはお気に入りの元恋人だから


It was stabs in the back

And the nice things you said when you were wasted

I was looking for something and changing the one thing you hated


裏切りもあったけど

酔ってる時に言ってくれた優しい一言もきっかけだった

何か大切なものを探しながら あなたが嫌っていたことを変えようと必死だった


It was all out my hands when you pulled the trigger

And I kissed your friends ‘cause your friends said you kissed her

And I didn’t flinch, and the lights didn’t flicker and I fell apart


あなたが引き金を引いた頃にはもう

わたしには何もできることはなかった

あなたの友だちにキスしたのは あなたが彼女にキスしたって聞いたから

動揺なんてしなかった 何の忠告もなくて ただわたしは崩れていったの


You were my best nights and worst fights

And couldn’t care less

You were my gold rush to cold touch

Favourite ex

And all of the others cancel out each other

And its always you left

You were my no sleep, cried for weeks

Favourite ex


最高の夜も最悪なケンカも 全部あなたとだった

気にもしなかったの

ドキドキも冷たい態度もあなただったから

あなたはお気に入りの元恋人よ

ほかは何もかもどうでも良かった

最後に想うのはあなただった

あなたに捧げたの 眠れない夜も泣き続けた時間も

あなたはお気に入りの元恋人だから


You were my best nights and worst fights

And deepest breaths

You were my gold rush to cold touch

Favourite ex

And all of the others cancel out each other

And it’s always you left

‘Cause you were my no sleep, cried for weeks

Favourite ex


最高の夜も最悪なケンカも 全部あなたとだった

安心できたのもあなただったから

ドキドキも冷たい態度もあったけど

あなたはわたしのお気に入りの元恋人だよ

ほかは何もかもどうでも良くなるの

最後に想うのはあなただけだから

だってあなたのために 眠れない夜も過ごした

何週間も泣いたの

お気に入りの元恋人だから


Snow on the Beach by Taylor Swift ft. Lana Del Rey

忖度なしで書きます。
※嫌な人は飛ばして和訳に行ってね!













今まで訳してきたTaylorの曲の中で一番つまらなかった。言ってしまえば、早く終わらせたいとすら思った。Lana Del Reyも大好きなわたしですが。

問題は『Lana Del Reyとのコラボ』ということばかりがひとり歩きしてしまって、お互いのいいところも活かせていないし、ありきたりなものになったこと。

だいたい、2人ともこんな簡単な恋愛してきてないでしょう。お互い経験のないような恋愛を歌にしているような感じがしてなりません。

Lanaはプロダクション上でのコラボであり、コーラス部分にささやきが入っているだけ。それにも関わらず、大々的にfeaturing Lana Del Reyと打ち出しているあたり、ハングアウトしてて盛り上がって作った感がすごいです。

10年以上ファンをしているし、一個前の記事を読んでいただければ、わたしのTaylorへの愛はわかるでしょう!愛があってもこれはちょっと無理がありました。

Folkloreやevermoreを書いたTaylorなのに、と感じました。



****

One night a few moons ago

I saw flecks of what could’ve been lights

But it might just have been you

Passing by unbeknownst to me

Life is emotionally abusive

And time can’t stop me quite like you did

And my flight was awful, thanks for asking

I’m unglued, thanks to you


随分と前のある夜のこと

光のようなカケラを見たの

でも今思えば あれはわたしに気づかれぬまま

通りすぎたあなただったのかもしれない

人生は心を痛めつけるほど辛いもの

だけどわたしの時を止められるのは

あなただけ

フライトは最悪だったわ 気にしてくれてありがとう

あなたのおかげで気が動転してるわ


And it’s like snow at the beach

Weird, but fucking beautiful 

Flying in a dream

Stars by the pocketful

You wanting me tonight, feels impossible

But it’s coming down, no sound, it’s all around

Like snow on the beach


まるで砂浜に降る雪のよう

何だか変だけど ありえないほど美しい

夢の中を飛び回っているよう

ポケットいっぱいの星たちのようで

あなたが今夜わたしを求めてる 嘘みたいだわ

でも現実なのよね 音もなく わたしを包み込む

砂浜に降った雪のように


This scene feels like what I once saw on a screen

I searched ‘aurora borealis green’

I’ve never seen someone lit from within

Blurring out my periphery

My smile is like I won a contest

And to hide that would be so dishonest

And it’s fine to fake it til you make it

Til you do

Till it’s true


スクリーンの中で見たシーンのよう

「北に輝くオーロラの緑」を探したわ

内側から光を放つ人に出会ったのは初めてだったまわりがぼやけて

コンテストで優勝したのような笑顔のわたし

隠してしまうなんて ひどく不誠実に感じるの

現実になるまでフリをするのは悪くないわ

信じられるまで

真実に変わるまで


And it’s like snow at the beach

Weird, but fucking beautiful 

Flying in a dream

Stars by the pocketful

You wanting me tonight, feels impossible

But it’s coming down, no sound, it’s all around

Like snow on the beach


まるで砂浜に降る雪のよう

何だか変だけど ありえないほど美しい

夢の中を飛び回っているよう

ポケットいっぱいの星たちのようで

あなたが今夜わたしを求めてる 嘘みたいだわ

でも現実なのよね 音もなく わたしを包み込む

砂浜に降った雪のように


I can’t speak, I’m afraid to jinx it

I don’t even dare to wish it

But your eyes are flying saucers from another planet

Now all for you like Janet 

Can this be a real thing, can it?


口にもできない おまじないをかけるのもこわい

願いをかけることさえしないわ

でもあなたはまるで別の星から来たUFOのよう

ジャネットみたいに夢中よ

こんなの現実になりえる?


Are we falling like snow at the beach

Weird, but fucking beautiful 

Flying in a dream

Stars by the pocketful

You wanting me tonight, feels impossible

But it’s coming down, no sound, it’s all around

Like snow on the beach


わたしたち、まるで砂浜に降る雪のように恋に落ちているのかな?

何だか変だけど ありえないほど美しい

夢の中を飛び回っているよう

ポケットいっぱいの星たちのようで

あなたが今夜わたしを求めてる 嘘みたいだわ

でも現実なのよね 音もなく わたしを包み込む

砂浜に降った雪のように

Hi hi! Anti-HeroのMV、早速大好きでして、

今回はビジュアルが大事なアルバムなので、MVを見て考えた考察をここで行いますー!あくまで個人的な考えなので、それをご理解した上で読まれてください。歌詞の大体の意味も書いています★



**********

I have this thing where I get older, but just never wiser

Midnights become my afternoons

When my depression works the graveyard shift

All of the people I’ve ghosted stand there in the room


【歌詞の意味】

年を取っても年相応になれないんじゃないか、

そう不安を感じ始め、眠れない夜は真昼のようになる。

沈んだ気持ちが動き始めると、

過去に置いてきたはずの人たちのことばかり考えてしまう。


【MV考察】


このお化けの格好をした人たち。

一体はカウボーイハットを被っているので、

カントリーミュージックを書いていた頃の人、もしくは音楽そのものかもしれません。

もう一体は猫耳をつけていますね。




これは22のビデオに出てくる猫耳に酷似しています。

友達グループを意識し始めた時に仲良くなり、疎遠にもなった人でしょうか?


ここにも1体!

頭につけているのはオリーブの葉?そうだとしたらKaty Perryかも。

というのも、TaylorとKatyはツアースタッフの件で揉めて、疎遠に。

お互いにdissソングを書いたのですが、Katyがオリーブの葉とメッセージをTaylorに送り、Taylorの You Need To Calm DownのMVにKatyが出演し、一件落着しましたことがありました。





サングラスは明らかに22に出てきたもの。




つまり過去要素満載のこのおばけたちは、Taylorが過去に感じた不安や恐怖。

おばけなのはhaunted(取り憑かれている)という意味合いとghosted(はっきりと断りも入れずに、関係をフェイドアウトさせること)をかけているのではないかと思います。


夜遅く、そのような過去の失敗や不安が頭をよぎると、思考が止まらなくなり、眠れなくなる。そうすると、目が覚めてしまって、まるで夜が昼のようになってしまうことが歌詞でも表現されています。




I should not be left to my own devices

They come with prices and vices, I end up in crisis

(Tales as old as time)

I wake up screaming from dreaming

One day, I’ll watch as you’re leaving

‘Cause you got tired of my scheming

(For the last time)


【歌詞の意味】

今までの人生、自分で決めてきたことなのに、自信がなくなってしまう。自分で決めたことでいい結果が出たことなんてない気がする。大切に思っていた人が去って行った過去がトラウマになっている。人やメディアを操ろうとしていると言われたことも山ほどある。そんな噂を信じて去ってしまうのでは、と恐怖に怯えている。


【MV考察】

興味深いのは、ここでWe Are Never Ever Getting Back Togetherのワンシーンが再現されていること。この曲は歳上の元カレにいいように扱われた経験と口だけの謝罪にうんざり、というテーマで書かれたもの。






歳上の彼といえばTaylorには数名いましたが、TaylorはDear Johnの中でも、「お母さんに咎められたが聞かなかった」と歌っていました。そうやって、自分がこれが正しいと思って選んだ道も、結果として、痛い目にあっているので、その意味合いがあるのではないか、と思います。


‘Cause you got tired of my schemingという歌詞は、Taylorが姿を消した2年間を彷彿とさせます。「Taylorは非常に計画的で人を操るのが好き、だから恋人も友人も取っ替え引っ替えするのだ。彼女はいい子のふりをしている蛇だ」と至るところで袋叩きにされました。結果として100%真実ではないことが、彼女のドキュメンタリーMiss Americanaをみるとわかります。



It’s me, hi

I’m the problem, it’s me

At teatime, everybody agrees

I’ll stare directly at the sun, but never in the mirror

It must be exhausting always rooting for the anti-hero


【歌詞の意味】

わたし自身が不安や問題の根源。きっとみんなそう思ってるし、わたしは嫌なものばかり見ようとして、鏡の中の自分とは向き合おうともしない。

そんな欠点ばかりのヒーロー(アーティスト、有名人)についてこようなんて思わないよね。


【MV考察】

ここでもう1人のTaylorが登場します。

初め、「これは世間が見ているTaylorなのかな」と思ったのですが、何度もMVを見ているうちに、そんな単純なものではないことに気づきました。




ここから度々出てくる、このキラキラしたTaylorは、一緒に遊んでいるかと思えば突き飛ばしたり、大切なギターを壊したり、Taylorに嫌なところばかり見せてきます。




「みんな裏切る」自分に言い聞かせてるんですね…泣





夜遅く、不安な気持ちに駆られた時に出てくる、もう1人のTaylorですね。

複雑な気持ちを見事にビジュアル化しています!


Taylorの抱える不安の一つにファンとの関係性もあるように、この歌詞からは感じられますね。そんなふうに不安定で怖がってばかりの推しなんて、応援するのも難しいよね…と感じているよう。確かに、Kimye事件で去っていったファンもたくさんいました。Swiftyとしてはそんな奴らはファンじゃないので、気にしないで、とTaylorをハグしたくなります。


そういえば、sunをタブロイド紙のthe Sunだという解釈が出回ってますね!

とても興味深い解釈ですが、わたしは違うんじゃないかな…と思います。確かに、Mirrorも存在するので、そう思えないこともないですが、ここはsunは太陽光のように直視すると傷つけてくるものを意味しているだけのような気がします。特に色素の薄いblueの目をしたTaylor。絶対痛いですしw



このシーン… TaylorはMiss Americanaで摂食障害があったことを明かしました。側から見て痩せていると思うことは、当の本人の感覚に関係ありません。これは声を大にしていいたい。本人が「まだこんなに太ってる」と思ったり思わされたりして、自分を追いやってしまう心の闘い、辛さは、本人以外にはわからないものです。周りがどう思おうが、執拗に考えてしまうこと。

ちなみに、このFATという文字に敏感になって「痩せてるくせにこんなことを言って。本当に太っている人に失礼。Taylorには残念だ。」と言っているTikTokが拡散し、現在はApple Musicではカットされてしまいました。

理解なき視聴者の行動でこんなことに。せっかくTaylorが彼女自身のデリケートな部分を曝け出してくれているのに、結局またこうして押さえ込む形になってしまいました。こういう流れが2年姿を消した頃のようなTaylorの行動につながるのではないかと思います。


Sometimes I feel like everybody is a sexy baby

And I’m a monster on the hill

Too big to hang out, slowly lurching toward your favorite city

Pierced through the heart but never killed


【歌詞の意味】

周りの人がセクシーに見えるのに、わたしだけは少し上の丘にいるモンスターのように感じる。存在としても大きすぎて、遊ぶのには気が引ける相手。

どれだけ終わらせようと心臓さえ貫いても、なかなか死なない人だと思われていそう。



【MV解釈】

ここではアリスのように巨大化したTaylorが登場します。

アリスを引用するのは今回が初めてではありませんね。

1989ではWonderlandという曲をAlice in Wonderlandをモチーフに書いています。


この巨大化したTaylorは『大物化』してしまったTaylor。有名人になって、Taylorのようなビッグネームともなると、近寄り難い、と思う人もたくさんいるでしょう。普通に接してくれなかったり、友達として遊ぼうとしてくれなかったり、孤独に感じることなんて山ほどあるでしょうね…


周りにいる人はSexy babyだと言ってるので、自分が身体的に大きいと感じていることもあるのかもしれません。







また、Taylorは幾度となく問題を抱えては乗り越えてきました。どれだけ世間に否定されても生き返ってきたんです。そういった強い部分をこの歌詞で表しています。世間の目からすると、どれだけ話題になって、もうダメだろうと思っても、這い上がってきて、なかなか終わりというふうにはならない。





Did you hear my covert narcissism

I disguise as altruism like some kind of congressman?

(Tale as old as time)

I wake up screaming from dreaming

One day, I’ll watch as you’re leaving and life will lose all its meaning

(For the last time)


【歌詞の意味】

噂されていることをみんな鵜呑みにしているのかな?

実はナルシストだとかどこかの政治家みたいに犠牲を払ってるふりをしているとか

叫びながら目が覚める

いつかあなたも目の前から消えて 人生の意味すら見えなくなる日が来るかも


【MV考察】





アメリカでは政治家がキャンペーンを行う際、このバッジのようなものであったり、サポーターがグッズを作りがちですよね。

歌詞にもあるように、世間の目からすると、「いい人ぶっている」を思われているのではないか、というTaylorの不安が垣間見えます。

バッジに書かれているVote for me for everything.というのは、普段Taylorが候補者として上がり、ファンが投票する賞に「投票してね」と言っているようです。

いい人ぶって、票を集める…と思われているのでは?という不安…というよりは、実際に一部にそう思われていてアンチもたくさんいるということを皮肉っているのではないかと思います。


そして、バッジの下からまた紫のグリッターが出ていますね!

さっきは目玉焼き… 本当のTaylorが存在することを表しているのではないでしょうか?


ちなみにこのあと、サビが繰り返されますが、そのシーンでは…



お酒で忘れようとしたのかもしれませんが、

吐き出してしまいます。これもパープル!このパープルが意味するのは本来のTaylorの姿であり、本当は吐き出した素の部分なのでは、と思います。


また、このMV、Taylorがお酒を飲んでいるシーンがとにかく多い。

終始、ワインを飲んでいるし、ここでもショットをガンガン飲んでます。

ここで、思い出すインタビューがあります。

若いスターとして、過去のスターたちが、アルコールやドラッグに溺れて道を外したことをどう思うか…と聞かれて、Taylorは「わたしはアルコールを飲むことをクールと思わない」と言っていたんです。(Fearlessくらいの頃だったかなぁ…)映像が見つからなくてすごく悔しいのですが…


(アルコールはあまり飲まないの。キャンディーみたいに甘くないものは普段のまないわ)


にもかかわらず、Reputation頃から、アルコールに関してかなりオープンになりました。お酒が歌詞に出てきたのもDelicateが初めてです。


やはり、世間の目に苦しみ出した頃からお酒を飲むようになったのかもしれません。このMVでは、問題があるときにお酒に頼るTaylorを出しているようですね。



I have this dream my daughter-in-law kills me for the money

She thinks I left them in the will

The family gathers ‘round and reads it

And then someone screams out

“She’s laughing up at us from hell!”


【歌詞の意味】

義理の娘にお金目的で殺される夢をみる。

遺言に何か残すと書いてあるだろう、そう思っているんだけど

家族みんな集まっていざ読んでみると、

誰かが叫ぶ「地獄の底から笑ってやがるぞ!」って


【MV考察】

ここでは少しドラマがありますね。

訳してみましょう…


P:プレストン

C:チャド

K:キンバー


P: She is laughing up at us from hell. (母さんは地獄から笑ってるぞ)

C: What, what does it say? (なんて書いてあるんだ?)

P: It’s the worst. (最悪だ)

K: But who got the beach house?(でもビーチハウスはどうなるの?)

P: She’s having it turned into a cat sanctuary.(猫のシェルターに…)

K: What? Cats don’t even like the beach.(なんですって?猫はビーチなんて嫌いでしょ?)

C: What about the rest of the assets?(他の財産は?)

   I flew all the way here from Ibiza!(わざわざイビザから飛んで来たんだぞ?)

K: “To my children, I leave 13 cents…”(「子供達には13セントを…」)

C: Wait wait wait you guys.

   There’s probably a secret encoded message that means something else! (待て待て、母さんのことだ、他の何かを意味する秘密のコードがあるんじゃないか?)

P: Yeah, yeah, yeah, that’s what mom would always do.

    “PS: There is no secret encoded message that means something else.Love, Taylor” (確かに。母さんいつもやってもんな。「追伸:秘密のコードはありません」)

K: Great, well, good job, Chad. You finally pushed it too far.(やらかしてくれたわね、チャド。ついにやってくれたわ)

C: What are you implying by that?(何が言いたいんだよ)

P: I think she’s implying that you haven’t hesitated to trade on mom’s name.(彼女が言いたいのは、お前がいつも母さんの名前を軽くつかってことだよ)

C: Excuse me?(はぁ?)

K: Ummm, do you not remember your book ‘Growing Up Swift?’(覚えてないわけ?「Swiftに育って」って本出したじゃない)

P: And your stupid podcast ‘Life Comes At You Swiftly’ which I’m pretty sure you’re recording for on your phone right now. (それにお前のSwiftlyにやってくる人生」っていうバカみたいなポッドキャストもな!それにお前今それ用に録音してるだろ!)

Chad, come on.(ふざけんなよ、チャド!)

K: At her funeral, Chad!(葬式でするなんて信じられない)

C: Okay well, why don’t you got cry about it at the country club that youname dropped mom to get into, Preston?(プレストンこそ、母さんの名前を使って入ったカントリークラブのこと泣きたいんじゃないか?)

And Kimber, you are literally wearing her clothes right now.

(キンバーだって母さんの服を今まさに着てるじゃないか)

K: No, I’m not.(着てないんですけど)

P; That’s from the Fearless tour, 2009.(それ2009年のFearlessツアーの服だろ)

K: Okay, well you know what, we were very very close. I miss her.(わかったわよ、でもママとわたしはすっごく仲がよかったのよ?ママが恋しい)

P: They were so close.(確かに近かった)

C: Okay, I’m just gonna say it, I think she killed her. (オッケーもう言っちゃうわ。キンバーが母さんを殺したと思うんだけど)

P: You’ve gone too far.(言っていいことと悪いことがあるぞ!)

C: Kimber was the last one with her! She didn’t fall off that balcony! She was pushed!(母さんと最後にいたのはキンバーだろ?バルコニーから落ちたんじゃない、押されたんだ!)




このシーン、とてもコミカルに描かれていて、Taylorの脚本・演出が光るところですが、歌詞もビデオも、自分の子供たちに人間ATMのように扱われたり、名前だけ好きに利用されたりすることを考えてしまうなんて、とても悲しい。


ちなみに、この女性のキャラ、Kimber。

わたしはすごく引っかかるところがあって、Kim Kardashianへのディスりじゃないかと思うんです。

理由①名前

理由②Kimはマリリンモンローのドレスを着て叩かれました。死んだ人のドレスをKimberも着ています。

理由③葬式でさえも、セルフィー



あとこの録音。MVではChadがしていますが、Kimと揉めたのも、こっそりされた録音が原因でした。


しかもこの後の歌詞が

“It’s me, hi. I’m the problem. It’s me”

まだ起きてもない未来を想像して、自分のせいだと言っているよう。





以上、わたしの個人的なAnti-Heroの考察でした!

Hope you enjoyed it! 


Maroon by Taylor Swift


個人的にTaylorのファンとして和訳をしてきて

約12年ほど経つのですが(うわぁあああ)、

その曲が誰についてかというのは、ある程度知っておきたいというか、

それが想像できないと、情景だったり、関係性が和訳に出せない気がします。

ゴシップ記事のような感覚ではなく、

友達が元彼の話をしているような感覚で相手についても想像します。


例えば、Maroon。

鎖骨に痕がついた、という歌詞がありますが、

TaylorがS氏とお付き合いしていた頃、出回った写真を彷彿とさせます。

They sawと人に見られたことをはっきりと言っているところもヒントです。

もし、Taylorがこんなふうに推測して欲しくないのなら、

歌詞に出さないと思うのです。(CH氏は曲にすらあまりされていませんよね)


また元カレについて書いてるよ…とネガティブに捉えるのではなく、

よく歌詞を見てみると、Midnightsは非常に切なく、美しく書かれています。

Teenagerの頃とはまるで違うのです。


彼女が今までで過ごした、眠れぬ夜たちを集めたのがMidnights。

物語を読むように、友達の話を聞くように聞いてみると、世界観が変わります。



**********

When the morning came, we

Were cleaning incense off your

Vinyl shelf ‘cause we lost track of time again

Laughing with my feet in your lap

Like you were my closest friend

“How’d we end up on the floor anyway?”

You say, “Your roommate’s cheap-ass screw top rose,

That’s how”

I see you every day now


朝が来る頃

わたしたちは レコードを並べた棚の上

散らかったインセンスを片付けてた

時間の感覚を失うのは初めてじゃないわね

あなたの膝に足を乗せて笑うわたし

一番仲良しの友達みたいに

「どうしてわたしたち床にいるんだろ?」

「君のルームメイトの安っぽいロゼ

 あいつのせいだよ」

今はこうしてあなたに毎日会ってる*


And I chose you

The one I was dancing with

In New York, no shoes

Looked up at the sky and it was

The burgundy on my t-shirt when you splashed your wine

Into me

And how the blood rushed into my cheeks

So scarlet, I was

The mark they saw on my collarbone

The rust that grew between telephones

The lips I used to call home

So scarlet, it was maroon


わたしはあなたを選んだの

靴も履かないでニューヨークで

わたしと踊っていたあなたを

空を見上げたふたり

あなたがわたしのTシャツにこぼしたのは

ブルゴーニュだったわね

わたしの迸った頬は

真っ赤だったわ

わたしの鎖骨に残した痕も

錆び付くほど話した2人を繋ぐ電話線も

帰る場所と呼んだその唇も

真っ赤だったわ マルーン色だった


When the silence came, we

We’re shaking blind and hazy

How the hell did we lost sight of us again?

Sobbing with your head in your hands

Ain’t that the way shit always ends?

You were standing hollow-eyed in the hallway

Carnations you had thought were roses, that’s us

I feel you, no matter what

The rubies that I gave up


沈黙に包まれた時

わたしたちは何も見えず ぼんやりしながら震えてた

どうしてこんなことになっちゃったんだろう?

そう言うあなたは泣きながら頭を抱えていた

終わりなんてこんなものだよね?

あなたは空虚な目をして廊下で立ち尽くしてた

バラだと思ってあなたが買ってきたバラ

まるでわたしたちみたい

どんなことがあっても あなたを忘れることはないわ

わたしが諦めてしまった赤く輝くルビー


And I lost you

The one I was dancing with

In New York, no shoes

Looked up at the sky and it was Maroon

The burgundy on my T-shirt

When you splashed your wine into me

And how the blood rushed into my cheeks

So scarlet, it was maroon

The mark they saw on my collarbone

The rust that grew between telephones

The lips I used to call home

So scarlet, it was maroon


そうやってわたしはあなたを失ったの

ニューヨークで 靴も履かずに

踊ったあなたを

見上げる空は 真っ赤だった

わたしのTシャツを染めたのは

あなたがこぼしたブルゴーニュワイン

わたしの頬が迸った

何もかも真っ赤 マルーン色だったわ

鎖骨についた痕も

錆び付くほどに話したふたりを繋ぐ電話線も

帰る場所と呼んだその唇も

真っ赤な マルーン色だった


And I wake with your memory over me

That’s a real fucking legacy, legacy

And I wake with your memory over me

That’s a real fucking legacy to leave


あなたとの記憶が蘇って目覚めるの

とんでもないものを残してくれたわね

今でもあなたとの思い出と目覚める

とんでもない過去を残してくれたわ


The burgundy on my T-shirt

When you splashed your wine into me

And how the blood rushed into my cheeks

So scarlet, it was maroon

The mark they saw on my collarbone

The rust that grew between telephones

The lips I used to call home

So scarlet, it was maroon


わたしのTシャツを染めたのは

あなたがこぼしたブルゴーニュワイン

わたしの頬が迸った

何もかも真っ赤 マルーン色だったわ

鎖骨についた痕も

錆び付くほどに話したふたりを繋ぐ電話線も

帰る場所と呼んだその唇も

真っ赤な マルーン色だった



※注釈という形で申し訳ない!

 会っているというのは記憶の中という意味ではないかと思います。

 過去形で語られる歌詞の中で、ポツンと現在形なので。

Lavender Haze

by Taylor Swift



つ、ついにきたーーーー!Midnight!!!

わたしは歌詞を見たいので、ここで訳すことにしましたが、

まだまだ数回しか聴けていないので、足りない部分があるかもしれませんが、

お手柔らかに…



**********

Meet me at midnight

真夜中に会いましょう


Staring at the ceiling with you

Oh, you don’t ever say too much

And you don’t really read into

My melancholia


天井を見つめるふたり

あなたは一言多いなんてこともないし

わたしのメランコリーを

深読みもしない


I’ve been under scrutiny

You handle it beautifully

All this shit is new to me


わたしは世間の目から逃れられない

そんな状況でもあなたは見事な対応をしてくれた

わたしにとっては新鮮だわ


I feel the lavender haze creeping up on me

Surreal

I’m damned if I do give a damn what people say

No deal

The 1950s shit they want from me

I just wanna stay in that lavender haze


忍び寄る恋の予感がするの

まるで現実とは思えない

他人の言ってることに耳を貸したら終わりだわ

気にしない

1950年に戻ったような振る舞いを期待されてもね

わたしはただこのラベンダーヘイズの中にいたい


All they keep asking me

Is if I’m gonna be your bride

The only kinda girl they see

Is a one night or wife


みんなが知りたがるのは

わたしが結婚するのか

一夜限りの関係か妻になるのか

まるでそれしかないみたいに


I find it dizzying

They’re bringing up my history

But you weren’t even listening


目が回るような思いだわ

わたしの過去ばかりを語る人たち

でもあなたは聞く耳も持たなかった


I feel the lavender haze creeping up on me

Surreal

I’m damned if I do give a damn what people say

No deal

The 1950s shit they want from me

I just wanna stay in that lavender haze


忍び寄る恋の予感がするの

まるで現実とは思えない

他人の言ってることに耳を貸したら終わりだわ

気にしない

1950年に戻ったような振る舞いを期待されてもね

わたしはただこのラベンダーヘイズの中にいたい


Talk your talk and go viral

I just need this love spiral

Get it off your chest

Get it off my desk


好きに喋って 話題にでもなればいいわね

わたしに必要なのはラブスパイラル

正直にならなきゃ

じっとしてちゃダメだわ


Talk your talk and go viral

I just need this love spiral

Get it off your chest

Get it off my desk


I feel the lavender haze creeping up on me

Surreal

I’m damned if I do give a damn what people say

No deal

The 1950s shit they want from me

I just wanna stay in that lavender haze


Get it off your chest

Get it off my desk

That lavender haze

I just wanna stay

I just wanna stay in that lavender haze


正直になるの

じっとしてちゃダメ

わたしはこの恋する気持ちを

大事にしたい

このままでいたい ラベンダーヘイズの中

the 1
by Taylor Swift
translated by Saku


Midnightsの発売が発表されましたね!
発表とともに公開されたメッセージを読む限り、わたしの大好物、
今までのdiaryスタイルが戻ってくるように感じました。
考えてみると、folkloreやevermoreのようにストーリーを語るような作品を作り上げた天才Taylorがこのダイアリースタイルに戻ってくるというのは、またしても傑作が生まれるフラグなのでは・・・!!!

…ということで。Sad Girl Autumnが近づいています。
わたしの中ではfolkoreが再燃しています!

*****
I'm doing good, I'm on some new shit
Been saying yes instead of no
I thought I saw you at the bus stop, I didn't though
I hit the ground running each night
I hit the Sunday matinée
You know, the greatest films of all time were never made

わたしは元気でやってるよ 新しいこともやってるし
否定的になるんじゃなくて “yes”って言うことを大事にしてる
バス停であなたを見かけた気がした 気のせいだったんだけどね
毎晩休む間も無く頑張ってる
日曜には思い出の上映会
史上最高の映画は作られないまま

I guess you never know, never know
And if you wanted me, you really should've showed
And if you never bleed, you're never gonna grow
And it's alright now

あなたは知らないんだろうな
本当にわたしといたかったのなら 教えてくれればよかったのに
痛みなしには 成長もしないわ
もう過ぎたことなんだけど

But we were something, don't you think so?
Roaring twenties, tossing pennies in the pool
And if my wishes came true
It would've been you
In my defense, I have none
For never leaving well enough alone
But it would've been fun
If you would've been the one
(Ooh)

だけど思わない?私たちは特別だった
狂騒の20代を 希望を持って過ごしたの
もしあの時の願いが叶っていたら
あなたといたはず
言い訳になるかもしれないけれど
ひとりでいるのは上手くないのよ
だけど楽しかっただろうな
あなたが運命の人だったら

I had this dream you're doing cool shit
Having adventures on your own
You meet some woman on the internet and take her home
We never painted by the numbers, baby
But we were making it count
You know, the greatest loves of all time are over now

夢を見たよ あなたもクールなことしてた
1人で冒険して
ネットで出会った女の人を家に連れて帰るの
わたしたち数字なんて気にもしてなかったじゃない?
だけど、確かに意味のある時間だった
史上最高の恋愛はもう終わったのよ

I guess you never know, never know
And it's another day waking up alone

あなたは知りもしないよね
わたしがまた独りこうして朝を迎えてることも

But we were something, don't you think so?
Roaring twenties, tossing pennies in the pool
And if my wishes came true
It would've been you
In my defense, I have none
For never leaving well enough alone
But it would've been fun
If you would've been the one

だけど思わない?私たちは特別だった
狂騒の20代を 希望を持って過ごしたの
もしあの時の願いが叶っていたら
あなたといたはず
言い訳になるかもしれないけれど
ひとりでいるのは上手くないのよ
だけど楽しかっただろうな
あなたが運命の人だったら

I, I, I persist and resist the temptation to ask you
If one thing had been different
Would everything be different today?

どうしても聞きたいこの気持ちを抑えてるの
もしも状況が違っていたら
今のふたりも違っていたのかな?

We were something, don't you think so?
Rosé flowing with your chosen family
And it would've been sweet
If it could've been me
In my defense, I have none
For digging up the grave another time
But it would've been fun
If you would've been the one
(Ooh)

でも思うでしょう?私たちは特別だった
自分が選んだ家族とロゼを飲みながら過ごす時間
素敵だっただろうな
それがわたしだったら
過去を掘り起こそうだなんて
思ってはいないの
だけど楽しかっただろうなって
もしあなたがわたしの運命の人だったら

Everything I wanted

by Billie Eilish


Billie本人の説明によると、

これはWhen We All Fall Sleep, Where Do We Go?のアルバムにも濃く出ていた、悪夢や自殺に関する曲で、お兄さんのFinniasとの関係を書いた曲とのこと。


もちろん、Billieの曲は出れば流行りますが、

ファンでない限り、あまり歌詞に注意を向けませんよね。(キャッチーで中毒性のある曲調なので)

でも彼女の歌詞にはいつも怖くなるようなものがあって、怖いながらも共感することから安らぎを得られます。


新譜ではありませんが、

以前より訳したかったので!


ちなみにジャケットの絵は歌詞にも出てくるゴールデンゲートブリッジ。

*****

I had a dream

I got everything I wanted

Not what you’d think

And if I’m being honest

It might’ve been a nightmare

To anyone who might care


夢を見た

欲しいものすべて手に入れた夢

想像とは違うよ

正直言うと

本当に気にかけてくれてる人からしたら

最悪なことかもしれない


Thought I could fly

So I stepped off the Golden

Nobody cried

Nobody even noticed

I saw them standing right there

Kinda thought they might care 


飛べると思ったの

だからゴールデンゲートブリッジから飛び降りた

誰も泣かなかった

気づきもせずに

まさにそこにいたのに

気にしてくれてるって思ってたのに


I had a dream

I got everything I wanted

But when I woke up, I see

You with me


夢をみたの

望みが全て叶った夢

でも目が覚めると そばには

きみがいてくれた


And you say,

“As long as I’m here, no one can hurt you

Don’t wanna lie here, but you can learn to

If I could change the way you can see yourself

You wouldn’t wonder why you hear

“They don’t deserve you”


そして言ってくれたね

「僕がここにいる限り、誰にも傷つけさせはしない

嘘なんてつかないよ でもきみにもわかってほしい

もし君自身の見方を 僕が変えることができたら

なんでみんな『君にあいつらはふさわしくない』

って言うんだろう、なんて思わなくなるのに」


I tried to scream

But my head was under water

They called me weak

Like I’m not just somebody’s daughter

It could’ve been a nightmare

But it felt like they were right there


叫ぼうとしたんだけど

頭が水面下にあって声が届かなかった

弱いやつだと言われたよ

まるでわたしは普通の人の子じゃないかのように

悪夢だったのかもしれない

でも確かにそこにいるように感じた


And it feels like yesterday was a year ago

But I don’t wanna let anybody know

‘Cause everybody wants something from me now

And I don’t wanna let ‘em down


昨日が一年前のことのよう

だけどそういう気持ちも誰にも言いたくない

だって何をしても何か求められてしまうから

それにみんなの期待も裏切りたくない


I had a dream

I got everything I wanted

But when I woke up, I see

You with me


夢をみたの

望みが全て叶った夢

でも目が覚めると そばには

きみがいてくれた


As long as I’m here, no one can hurt you

Don’t wanna lie here, but you can learn to

If I could change the way you can see yourself

You wouldn’t wonder why you hear

“They don’t deserve you”


そして言ってくれたね

「僕がここにいる限り、誰にも傷つけさせはしない

嘘なんてつかないよ でもきみにもわかってほしい

もし君自身の見方を 僕が変えることができたら

なんでみんな『君にあいつらはふさわしくない』

って言うんだろう、なんて思わなくなるのに」


If I knew it all then, would I do it again?

Would I do it again?

If they knew what they said would go straight to my head,

What would they say instead?

If I knew it all then, would I do it again?

Would I do it again?

If they knew what they said would go straight to my head,

What would they say instead?


すべてどうなるか知っていたとしても

もう一度やりたくなるかな

もし投げられた言葉はぜんぶ

わたしの頭に直で入っていくんだって

みんな知ってたら 代わりに何て言うのかな