日本人にとって神とは何でしょうか?西洋人のように唯一のキリストのような神の下で庇護されているというイメージがあるでしょうか?それがキリストでなくても仏でも日本の神でも何かも守ってくれる存在が神だとと思っている方がほとんどだと思います。
陰陽五行を通じて森羅万象を見ていくと面白いことがわかります。
まず
人が思いを中心にして「ああなりたい、こうしたい」と思っている時期が「木」
現実を中心にして「今の仕事は◯◯、収入が◯△✕」…と理解しているのが「土」
といえます。
つまり人は「木」の時期(若者)から「土」の時期(大人)へと成長していくのです。
しかし「木」と「土」の間には「火」という要素が触媒として関わります。
この「火」というのが、見えない存在としての神や守護霊など意味します。触媒として「木」から「土」の間に関わり、我々を助けてくれているのです。
しかしこの「助ける」というのが曲者です。
普通、「こんなに正直に生きているのに、なぜこんなひどいことが起こるんだ!」とか、「なんであんなヤツが何をやってもうまくいくんだ!」など、常に「神は何もしちゃくれない」と思いがちです。つまり「神が助ける」というのは嘘だ!ということになりがちです。
つまり「火」という神のあり方と「木」(若者)から「土」(大人)の間に関わるあり方を検討すると、
単に神がどこかからやってきて私達を助けてくれてるのではないのだ…と理解されがちです。
では「助ける」というのは嘘でしょうか?
問題は「助け方」のほうなのです。
実は私達が私達と理解している「魂的な自分」とはひとりではありません。多くの自分という姿なき者が居るのです。その多くの自分に対応した多くの神が居るのです。これは守護霊とか指導霊とか言われますが、それらの代表的な存在が本当の神で『「火」の触媒』といえる存在です。
その「火」たちがいつも私達を見守っているのですが、私達から意識を向けないことには動けない…というのが実情なのです。
これは指揮者と楽団の演奏者の関係にたとえられます。
私達人間が指揮者です。そして楽団員がすべて神です。
これだけで、今までの発想と全く違うことに気づくとおもいます。
指揮者が偉くて楽団員が従っている…というのはふつうの関係ではありません。指揮者のイメージを楽団員が受け取って初めてひとつの音楽になります。つまり楽団員は下っ端なのではなく、指揮者のイメージとイマジネーションを共有して形にしていく協力者なのです。
つまり神々とは、もともと私達のイメージを実現してくれる存在なのです。
しかし、人間である私達がそのイメージをしっかりと「火」の神々へと投げないことには彼らは動けないのです。
だから、「神は助けない」のではなく、「神とイメージを共有していない」のが現状の多くの人間の姿だとわかります。
大切なのは「思い」です。
まず思いを自覚しましょう。これが物質的なレベルに落ち込むほどに、私達に関われる「火」の触媒とも言える神々はどんどんと劣化してモノノケのようになっていきます。
このあたりを今回は詳しくお話する予定です。
▶【横浜崎陽軒会議室での日曜講座】 ※後日映像配信あります
◯ 3月31日(日)「モノノケと神の関係」
場所 横浜駅東口 崎陽軒ビル6F会議室
会費 5000円(税込み)
時間 午前11時~午後1時
次回… 4月21日(日)
お申し込み先 だるまん公式ライン https://lin.ee/ItjOWXCn にて連絡ください。
もしくは メール daruman@mac.com までお便りください。