『土地神様』のたたりは、あるのか? | だるまんブログ

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生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

おはようございます。
秋土用、(20日から)の前だからか
お腹の様子が、
ちょっと崩れてしまいました。
ほりうちのりこです。

今週の日曜日に、
横浜の崎陽軒で
水の章のだるまん講座ありました。
4回コースのスタートいたしました。
ご参加してくださった皆様ありがとう
ございました。
10月から、11月、12月、1月
まで。
ひとつずつの、受講も可能です。
詳しくは、このブログの
前の主人のブログを
ご覧くださいませ。

では、土用前ということで、
「土」(ど)の
パンチの効いた
ちょっと不可思議な話を
書きますね。
一言でいうと、
『土地神様を大切に』しましょう。
という話です。

うちの子供が、小学生の時に
鎌倉と横浜の境の場所に
住んだ事がありました。
鎌倉と言うと、今でも
色々な伝承がある場所ですよね。
鎌倉の知り合いは、普通に
「あそこらへんは、出るよ~👻」
と平気で言います(笑)
何が出るって、決まってるよね!
金塊じゃないよね!(笑)

私どもの住んでいたのは、
横浜市でしたが
鎌倉が徒歩圏でしたので
古い農家や旧家のお寺がある地域。
色々な地域の伝承、
別の言い方だと
昔からのウワサ?がありました。

その中のひとつ。
昔からの土地神様を祀る旧家が
ありまして、
昭和戦後になって土地の整備や
開発にあって
代々の手放してはいけない土地で
お金もうけをしたというのです。
これ、何人もの人から
同じ話を聞いたので
ウソかもしれないけど
まことしやかに、流れてる話です。

そして、その祟りとして
子孫が代々不健康な状態で
産まれて早くに亡くなるそうなんです。(ミステリー⁉)
この話「まぁ、ウソやん!」と
思っていたら
子供の友達のお寺のおうちの人から
真顔で
「本当の話よ」と言われました。
その頃住んでいた町に、
ここあそこに、出没する
大人なのに、ろれつが
ハッキリしない、子供のような
行動をするおじさんが
いたのです。
夏は、駅のベンチで気持ち良さそうに寝ていたり
スーパーのレジのところに居て
買い物のかごを受けとる係をしていたり、別にアルバイトととかでなく
勝手にしてました。
そんな、一見迷惑行為をしていても
ユーモラスだからか、
こわいからか、皆様
注意したりしていませんでした。
町ぐるみで、容認していたのです。

そのおじさんは、
前に書いた、神様を祀るおうちの
人なんですって。
皆が、ウワサしてる事って
これかも?
みかけは、おじさんだけど
幼児のような、行動。
土地の怒りで、あのように
なったかどうかは、
わからないなー。
と思っておりました。
しかし、あのおじさんは、
一人ではありませんでした。
同じような、兄弟がいたのです。

その前の子孫も、その前の子孫も
その様なことがあったそうです。
(これは、ウワサ!
見たことは、ないからどうだか
わかりませんけどね。)
ウ~ム、神様の土地を自己の為に
使うと子孫に、心の病が続くというのは、あながち間違いでもないかもね。
それは、
男子の子供は、精神に病が出るし、
女子の子供は、婦人科系に障りが
出る、とも言われてました。
つまり、子孫を根絶やすって事ですよね。
その後、そのおじさんたちは、
長生き出来なかったそう。

子供が、卒業してその場所を
わたくしたちは、離れました。
その後
その土地を守るおうちは、
またも、
戦後からずっと
竹林だった土地を手放しました。
マンションが建ちました。
その竹林は、祠ほこらが
あるから、立ち入ってはイケないと
言われておりました。
人のおうちの事だから
色々な、事情はあると思います。
いつまでも、土地を持ち続けるのは
大変な事。
その後は、どうなったかは、
不明です。

土地の持つパワーは、強大です。
陰陽五行でいうと、
もちろん、「土」です。
土台でもあるけれども
腐らせる力が、半端ありません。
男子が、精神の滞りに
なるというのは、
精神イコール心、つまり「木」の
病。
女子の婦人科系の病は、
子供を授かる事なので、「土」。

陰陽五行でも、
男は、木
女は、土
と言ってますよね。
それが、そのまま滞りとなっている。
不思議ですね。
土地を手放すにしても、
寄付をしなくては、いけないと
言っている訳ではないと思います。
神様を祀っている場所を
どう考えていくかという事ですね。
旧家で大きなおうちだから
こそ、祀りを任せられてきた
お金も持ってきたけれども
責任も持ってきた。
その旧家の誇りを現代になって
忘れてしまったり、
現代のシステムで、土地を維持出来なくなってしまっているのですね。
だるまんの陰陽五行でも
いつも、言ってる事ですが、
必要以上の自己保身や
自分の為だけに
生きてしまっては、イケないという
事でしょうか。
わたくしも、今月還暦を迎えて
今更ながら、
自分の反省とスタートを
したいと思っております。

ほりうちのりこ

この写真は、問題の土地ではなく
東京と埼玉の境の荒川の土手です。
彼岸花がさいていたのを
撮ろうとしたけど
写ってませんでしたね(笑)