五輪延期。
そもそもコロナ以前に指摘されてた問題点は何一つクリアになってないので、コロナで忘れる事の無いように…延期で課題は更に増えるとは思いますが…

で、今朝の国会を観て。
五輪1年延期に関わる試算が全部ぼやっとしている。
具体的な数字が出ない。
コロナ対策に予算を向けられるのか?と聞かれてもごにょごにょ。
さて、この延期を巡る決定の議事録はどうなんでしょう?日本側の申し出には誰が関わり、どう決めたのか?
プロセスの可視化、大事です。

これだけ大きな決断を国民不在で、つまり国会を通さずに、決める体制の元で。
例えば都市封鎖のような決断を任せられるのか?

これ、みんな五輪だとふわっとそんなものか?と思ってるだろうけど。
明らかに国民全体が勝手に巻き込まれているビッグプロジェクト。

試算、根拠、決定のプロセス。
見せなきゃダメよ。

さて。
これで五輪という歯止めは無くなりました。
東京、現状の問題はコロナ一択。
ここでやってる感演出のMAXは?
ロックダウンです。

僕はずっと根拠と補償が具体的に示されるのが何より大事だと言ってます。
決定のプロセスの可視化はこういう時こそ大切です。

ですが。
もし、この2週間で感染者数がぐっと増えたら?
そんな議論をしてる暇などない!とばかりに強権発動しても説得されてしまう人は多いでしょう。
生活の要の補償の議論は後回しです。
これ、本当に経済的な死を迎える可能性がありますよ。特に…これ程透明な存在だったのか?と気付かされたフリーランスはね。
そこに人居ると思ってなかったよ!みたいな。

感染者数は増えるかって?
簡単に増えると思います。
今までしてなかった検査を増やせば数は増えます。僕はもうかなりの数がいてもおかしくない、と思ってます。
前も書いたようにこれは元々の現実を直視するだけでパニックしてはいけない、のですが。
そんな冷静な人ばかりでは無いと思います。

もちろん、実際に感染を抑えるのに必要な政策はあります。
だから、ちゃんと根拠を示してもらい、責任と覚悟を持って政策を決め、それに伴うダメージをカバーする補償を具体的に提示する。
メルケルのスピーチ、ジョンソンのスピーチのようにです。
こんな事、当たり前なんですが、ずっと蔑ろにしてきた。慌てていざ本番となったら?

7月に都知事選もあります。
都知事として何も手を打たないで感染が広がったら選挙に大きなマイナスです。
やるべき事はやらなければいけない。
でも、根拠と補償が具体的に提示されるよう求めなければいけません。そういう政治こそが支持されるような社会でなければ…ダメージが計り知れない。

実は根拠とすべき視点はもう1つあり、それは新型コロナウィルス自体の情報です。
実際の致死率、危険性は?
韓国、ドイツでは低くて日本で高い理由は?
感染した人の数だけでなく、完治した人の人数は?
もっと情報が出てくることを望みます。

この辺りはハラリの論考でも指摘されていて。
政府の政策が今後の社会にどう影響するのか、を考える。



日々更新される状況の中で出来ることは?


インベージョンという映画鑑賞。
スペースシャトルに付着したウィルスが感染、症状は…?ニコール・キッドマン、今よりオッサンなダニエル・クレイグ。話はあのネタ。





宇宙平和