今日のワタリウム美術館、大盛況。
大変盛り上がりました。
ライブ前にメンバーで話していて…ドラムとベースだけの演奏で成立しているのに、どうしても観客が言葉を待ってしまう構造をなんとかしたいなぁと。
ドラムとベースのグルーヴで踊って、乗って欲しいなぁ。
その入口をどう作るか?

今日は美術館という場所なので。
場の雰囲気として、そこで行なわれてる表現を理解しようという構えがあったのか? 大変スムーズにライブが出来た。
野佐怜奈、文月悠光の客演もあって華やかさも加わり素晴らしかったなぁ。


 
即興はほぼ記憶に無いんですが…


こんな表現もね。




ワタリウム美術館、星陵会館、浅草東洋館、小学校体育館、保育園園庭、公園のお祭り、お笑い芸人スクール、専門学校、樹海、ライブハウス、沖縄料理屋、カフェ、路上…ここ半年は本当に様々な場所でラップしてますがヒップホップクラブでは全然やってない。
さて、僕は果たしてヒップホップか?

昨日の星陵会館。
死刑制度を考える会でフリースタイル。


あの場で言葉を発する事が出来るようになったのもラッパーだからだ。
平均年齢の高い観衆にも伝わるように…とは言え安田弁護士は「回転寿司みたいで言葉を手に取ろうとすると先に行ってしまう」と言う表現は新鮮でした。

まあとにかく。
僕は…
マッチョ系では無いしストリート感も薄い。モテなさそう。真面目なのか下らないのか。でも文化系かと言うと違う。アンダーグラウンドでもメジャーでも無いけどなんか目にはする。音楽は謎なことばかりやってて所謂ヒップホップでも無さそうだしヒット曲は無い。

そんな僕の居場所がヒップホップ。

だとは思うけど。
居場所の無い人の居場所こそがヒップホップだとずっと思ってはいますが…
日本語ラップの文脈だとどんどん居場所が無くなっているのは感じます。

完全に自分で選んだ歩みのせい、とは言え。

日本で初めて日本語によるMCバトルを音源化した曲→「今そこにある危機」マイカデリック。

日本で初めて全国流通に乗せたラッパーによるインディーズレーベル→ダメレコ。

日本で唯一MCバトル史の体系化をした。

ってのは前提として皆さん話をしてるのか?マイカはなんの前提かは僕も分からんけど。評価の方は是非ぼくが死ぬ前に!


今週は怒涛でしたが。
明日は叔母のお通夜。
そして。
斎場でもラップします。

宇宙平和