べーソンズ新作、かっこいい音楽が聴ける日〜8.1.2018から『だから、どうした』



世の中には不条理なこと、不合理なことが沢山ある。
全てに因果関係を求めて…這いつくばって神に祈れば変わるのか?
いや、変わりはしない。
理不尽な事、理解不可能な事に対して立ち止まって動けなくなるのか?
なんともならない。
だから、どうした?
前に進め。

運命を受け入れて。
ウジウジせずに前に進もう。

今日はシネマート新宿で『1987年、ある闘いの真実…』鑑賞。






メイキングも。


非常に骨太な社会派ドラマ。
わずか30年前の隣国の景色。
ソウル大生拷問死がきっかけになり、民主化運動がヒートアップする。
全斗煥軍事政権側は容赦のない催涙弾攻撃で制圧を図る。血塗られた歴史を体験して手にした民主制というもの。その価値が朴槿恵政権下でまた揺らいでいたのを問い直す。
光州事件を舞台にしたタクシー運転手も傑作でしたが、またもや…
人とシステムと言うテーマは普遍的で僕らの社会でも考える事は沢山ある。
全斗煥は統治に3S、スポーツ、スクリーン(映画など)、セックスを積極的に活用していたという。これもまた大衆心理を操る上で本質的だ。

キム・ユンソクの迫真の演技が怖すぎる…仁義なき戦いの梅宮辰夫みたいな。
ユ・ヘジンのタクシー運転手に続いての顔力も素晴らしい。

夜はクラブカルチャーを守る会定例会。
今後の進め方を話し合う。

途中、凄い雨でコンビニに傘を買いに行ったら売り切れててレインコートを買うけど、こっちの方が良いんじゃないかな? 

帰りは藤森弁護士といつもの如く青山から渋谷まで話しながら歩いて電車で帰宅。

下の娘が起きてきてお茶を飲みたい、パジャマを変えたいと言うので対応。

明日は撮影。

原稿をまとめて寝ようっと。

宇宙平和