6月29日〜30日

先ほどベーソンズのライブ終了。
時差含めて本当に謎テンション突入・・・ライブはかなり楽しく出来ました!動いたな~。

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No Gimmik Classicsありがとう!

カラメル市場をガイドしてもらう。
コウさんの知人の枝國さんが合流。
フランスのフェスを終えてそのままコウさんとイスラエルに来たようです。

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いろいろと美味しい!
途中で寄った店は男二人で経営してるんですが、そもそも一人が自分のアパートの前で自分の作った魚料理をふるまっていたのがスタート。投げ銭スタイルでやってたのをもう一人が面白いと思って一緒に店を始めたらしい。
店にレコードプレイヤーがある。
イスラエルのどこかにベーソンズの7インチを置いてこようと思ってたんだけど、彼らの話も面白かったのでこの店に決めた。
ドーナツ盤を渡すとすごい感謝された。
これでテル・アビブでもドーナツが聴けます。
カラメル市場で!

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本場のフムス、激ウマ!

途中、シナトラを大声で歌うおじいちゃんがいたり。





本場のフムスがまたえらく美味しかったり、ミルクプディングも絶品。



ここから歩いてイスラエルと中国の有効を記念するビルで(なぜここがロケなのかは不明ですが)、ナイトメイヤー同士13名でミーティング。

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面白い話が多かったが、特に興味深いのはベルリンのLUTZのプロジェクト。
市内の不動産屋と組み、空き家を提供してもらい、そこに期間限定のアート展示やイベントを主催するという。
イベンターと不動産屋の橋渡しをしつつ、内装などを少し手伝う。元々空いてる場所なので最初は賃料は取らず、期間が長くなったら少しづつ賃料を取りつつ、本格的な借り手がつくまでの一時的な利用でアートを見せる。
古い銀行の跡地をそのままアート展示場にしたところ、連日長蛇の列の大盛況だったという。
日本では規則が多くてしんどそうですが、こういう発想が街を楽しくするのでは?

チューリッヒのイザベルはライブハウスの連盟の長をやっている。EUから資金援助を受けて、基本的にはライブハウスの業界団体が加入している。
ひとつの箱では資金的に大物ゲストや挑戦的なイベントを行う資金が足りないので、それを援助するのが目的。
この組織を使って、小さなクラブが共同で大きなイベントをやったり、正面からギャラを払うと成立しないようなイベントを企画出来るようにしていきたいという。
参考になる話だ。

途中から副市長やテル・アビブのオーガナイザー、DJも交えて議論。
テル・アビブではとにかく警察の力が強い。市警ではなく、中央政府が警察権を持っている。
大きいイベントをやる場合、警察が警護につくのだがこれに金がかかる。来客数がわからないという理由でかなり吹っかけてくるようで、それが払えない為に開催が中止になる場合が多いという。
開催に向けての書類が全部揃ってても突然、この規模なら増員が必要だとか言って追加の金額を要求してくる。
副市長も頭を悩ませていた。
彼は元々パーティーのオーガナイザーでクラブでも働いていた。公務につくようになってからは、表現活動はアーティストに任せて、ビジネス部分を受け持つように考えているという。
実は、ベルリンクラブコミッションのLUTZが副市長が経済的側面の話ばかりするのを牽制して、クリエイティヴな側面の話を振ったのですが、ちょっとムッとしたようで上記の、自分の役割を説明してくれた。
テル・アビブは地価がどんどん上がっていて、それに伴い様々なランニングコストも高騰している。これも課題だと皆が言っていた。


屋上でまたカクテルパーティー。
テル・アビブの人たちは屋上を好むようだ。

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ここからEATWITHというアプリを実体験する。
これは自宅で料理をふるまい、その材料費などを来客に求めるという仲介アプリで世界中に展開している。

今回は素敵な家で魚料理をふるまってくれるという。

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残念ながら僕は前菜だけで帰る時間に・・・
ちなみに招待してくれたシェフが、これまた枝國さんの弟子の弟子、つまり孫弟子だった。
狭い世界である。

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クローニンゲンのナイトメイヤー、Chris。彼もかなりのナイスガイ!

別れを惜しみつつ、一人空港へ。

今回の旅で僕たちをガイドしてくれたエラドは31歳で8軒のクラブやレストランを経営している。
しかもイスラエル軍の特殊部隊にいてシリアでも戦場に立ったという。イスラエルという国が徴兵制があり、そして現在も交戦中である事実を思い起こされる。

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Elad,と。

すごくイイ奴なんですが、所々に軍隊調のノリも出る。
2PACが好きだと言っていた。

イスラエルからの出国。
これがとにかく時間がかかる。
手荷物の検査が延々続き、全然終わらず、余裕を持って到着したはずがみやげを買う時間すら結局ない始末。
駆け込みで買った蜂蜜がソウルの仁川空港のトランジットで没収されてしまうんですが・・・

帰りの飛行機は隣が空いていたため、横になって眠れた。
映画は火星人と宇宙船内でバトる「LIFE」と、クリス・エバンス演じる父親と数学の天才の7歳の少女の物語、「GIFTED」。これはうちの娘と同い年ということもあり、かなりグッと来たな~。

時間通りにソウル、そして成田に到着。
ここでiPadが無いことが発覚。ホテルの部屋に忘れてしまったようで、もう無くなっていた・・・無念である。
と思ったら2日後にジブさんからホテルに届いてるよ!とメールが!持って帰って来てくれるという。
本当に治安が良いんだな。


リムジンバスで帰ってきて、家にスーツケースを置いてすぐに下北沢へ。

下北沢ERAでライブ。
大変良いライブだったのではないでしょうか?
楽しかった!

僕らは全くポップではないし、わかりやすいメロディーも存在しない。それでも少しづつ楽しんでくれる客がいて嬉しい。

アルバム「5YEARS」、CD発売しました。
何度でも言うけど!
お祝いも兼ねてとりあえず買って!聴いて!”
7月26日のチェルシーホテルのレコ発に来てください!


5 years5 years
1,500円
Amazon

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イスラエルは本当に刺激的だった。

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帰国しなければならず、ホワイト・ナイトやイエルサレムを観に行けなかったのは残念なので、再び訪れる機会を設けたい。

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全員白!

9月にはパリに行こうと思う。

さて。
ベーソンズ、次のライブは7月5日渋谷RUBY ROOMでDJ BAKUのイベントです!

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宇宙平和