6月28日
7時半に朝食バイキング。
ヨーロッパもそうですが、大陸の朝食バイキングは種類が豊富でしかも野菜、卵、肉、チーズ、イスラエルでは魚も豊富で僕のような食事管理の人間には素晴らしく感動的です。
パンやケーキも美味しそうですがそこは我慢でエスプレッソが最後にキュッと。
暑さは相当で軽くホテルの周りを散歩しただけでも焼き上がりがウェルダン。
9時半にロビー集合して海岸へ全員で移動し、自転車をそれぞれ渡される。
コウさん、50歳という事実は世界共通の驚きのようです!
ここから14キロに渡り13のビーチが並ぶTel Aviv一番の観光名所をサイクリング。
曜日によって利用出来るのが男子と女子で変わる宗教ビーチ、ゲイ専用ビーチから犬専用のビーチまで多様性に富む。
Tel Avivはリベラルな街でビーチにそれがよく表れている。
日本の海の家事情と比べてしまう。
イスラエルは宗教結婚しかなく、役所への婚姻届けはない。その為、法的に同性婚は認められていないが国外で同性婚したカップルがイスラエルに移って来た場合は夫婦と同様の権利が認められているという。
しかし炎天下の中のサイクリングはなかなかしんどかった…
ジブさんとコウさんと中間グループで走破。
ガイドはTel Avivのマーケティング担当者のIdoだったんですが実は電動自転車に乗っていたという…
その後、Jaffaの旧市街に行き、イスラエル最古のファッションブランドの話を聞く。
デザイナーのルーツ女史は現在101歳。97歳でモスクワに行った際にクラブで靴を脱いで踊っていたというツワモノでした。99歳まで運転もしてて100歳の誕生日でブランデーを所望し来客に振る舞ったという傑物。
Jaffaでランチは卵とトマトの料理Shakshukaの専門店へ。
オーナーは80年代にマフィアの資金洗浄を担当していて逮捕され、服役。出所後にシェフとして成功、今では国民的人気者だという。
サラダから肉料理まで大量に運ばれて来て大変美味。
ランチ中に外務省のヨアンと話してたら昨夜遊びに行ったPiloniのグループのリーダーのNimと仲良いとの話。早速電話したら昨日のスタジオに来るというので僕らも早速スタジオ再訪。
ジブさんとベーソンズの曲を爆音で聞いてくれて盛り上がってくれた。
英語詞の曲がストレートに伝わる様を見て嬉しかったな。
スタジオにいたギタリストがこりゃやばいね!と言いつついつでもギターが必要なら呼んでくれと言われた。
そんなベーソンズのアルバムは発売中。
聴いてね!
ヨアンの案内で木村コウさんとJaffaを探索。旧市街の素晴らしい景観にただただ息を飲む。港も綺麗で透き通るような地中海の海が広がる。
ナポレオンの砲台で記念撮影。
ヨアンの子供達の話を聞き、彼はイスラエル人としてとにかく子供達に平和な日々を送って欲しいと語る。様々な状況を合わせて考える言葉だった。
再び皆と合流してTel Aviv市庁舎へ。
屋上で市長のフルダイ氏を囲んで挨拶。
ナイトメイヤーの世界的動きをアムステルダムのミリクが代表して話す。
市役所の職員皆が市長を誇らしく語る。
イスラエル政界で唯一のリベラル派として国政にも抵抗する数少ない政治家であり、Tel Avivという街を象徴する存在だという。
ユーモア溢れる力強い言葉を話す人だった。
長いTel Avivの1日。
宇宙平和