昨夜はDMC関東予選。
スタジオコーストでは昼間モンスターヴィジョンをやっていて入れ替わり。
ドタマとR-指定はそれぞれ相方がエントリーとのことで残ってた。
一位通過はAnonymas。
最後のコメントでそれまでひたすらクールにパフォーマンスしていた彼が熱い想いを口にした。
2009年はテープ審査で予選落ち。
2014年から2016年まで関東予選三位。決勝には二位までが進出。
その彼が一位通過。
僕にとってのゴールはここだと断言していた。
二位はDJ松永。圧倒的なエンターテイメント性で本当に素晴らしかった。
完全に世界レベルだと思う。
でもアノニが一歩前に出られたのは死中に活を求める気持ちだったのか?
久しぶりに関東予選のMCを務めたけど楽しかった。
どうしても個人的嗜好から三位のDJドゥーンに惹かれてしまうが。
ターンテーブルを指で叩いてドラムにしてしまう。面白いなーと感心していた。
Ta-Shiさんは91年は似たアプローチをしてたDJはいたんだよーと教えてくれたが、デジタル全盛の今、フレッシュだったな〜。
メインのパーティーではBrazillian BassをやっててWATERはポルトガル語が飛び交うブラジリアンコミュニティで楽しかった。
肩の調子が本当にきつくてロキソニン飲んでごまかす。
始まるとアドレナリンでごまかせるけど今朝起きたらまた重い鈍痛が残る。
正直本当にしんどいぞ。
深夜2連荘が効いたかな…
明日の撮影の準備で屋根裏を物色してたら二歳の娘が勝手にレコードを棚から出して盤をターンテーブルに乗せて「かけて!」と呼びに来た。
CISCO坂のヴァイナル。
B面のJapanese wild style。
ここで聴けます
Prodigyは42歳で死んだ。
僕が狂信的ヒップホップファンになったタイミング、95年〜97年、Mobb Deepは出す曲全部が刺激的だった。
問答無用のThe Infamous、それに続くHell on earthはとにかくハイハットの音一つまで吸収しなければいけない、という使命感に追われるかのごとく聴いていた。
僕の最大のトラウマ、WUとの親和性の高さもあって特別なアーティストだ。
彼らのキャリア最大級のヒットはQuiet stormなのだがその頃のヒップホップ全体を覆い始めてた景気の良さ?と彼らのダークさのバランスのちぐはぐさに少し戸惑った。
この感覚が日本のヒップホップファンに関する一つの呪縛かもしれない。
僕は同時期にE-40やMaster Pなんてのにも手を伸ばしてたのにニューヨークのクイーンズの悪党には謎のストイックさを求めるという…ちなみにちゃんと聴くと全くブレずにストイックなんですが。
あ、G-Unitの1枚もアルケミストの曲好きだったな。
でも、アルケミストとの曲ならあそこからリリースしてなくても出せるんですが。
そんな話もあり、MobbのGive up the goodsと同じネタ使いのJapanese wild styleを娘がターンテーブルに乗せていてお、と思った。
インストを聴いて我ながら変な打ち込みしてんな、と思ったのとこんなアウトロ入れてたっけ?とも。
ちなみに打ち込みのヒントはFaith Evansの同じネタ使いの曲から得た。
昨夜、Ta-Shiさんがプレー中にトリビュートをぶち込んでフロアはガン上がり。
Ta-Shiさんは既にMobb DeepのTシャツを着ていて完璧だった。
ヒップホップの遊び方というのはこういうもので。
それぞれの想いや知識や体験が。
DJによってフロアで交差する。
There ain't no problem that he can't fix.
He can do it in the mix!
42歳。
僕にとっての5yearsは45歳。
つくづく人に何が起こるかわからないから。
しっかり生きるのが大事です。
日に日に実感は強くなるので。
ベーソンズ、しっかりいろんな人に届けないといけないな。
28日発売。
バトル本も少しづつ感想を聴く。
これも僕のヒップホップ体験。
是非ご一読を!
CDは1500円、本は1200円。
なかなかお手軽に僕の体験お裾分け!
宇宙平和