僕は日本の司法も問題を多く抱えてるので裁判所にも期待出来ないと思う。
行政の暴走は問題とされない。
議会もこの有様。
日本は議院内閣制を取っているため、与党が政権を作る。それでも内閣と国会は相互に分権している。これは構成員がそれぞれ自覚して行動する前提で成立する。ましてや良識の府といえる参議院が二院制度をわざわざ取っている理由は、ここでこそ議論を尽くすべきだからです。
さあ、昨夜の参議院はどうだったと思いますか?
なにを変えられるのか?
まず変えられる所は議会ですよね。
怒りは伝播しやすいけど発散もしやすい。選挙までエネルギーを溜める方法を考える。
行政の無理矢理は、選挙までには忘れるという前提に立ってる。
共謀罪の使い方はそれこそ様々で。
選挙前にこないだの読売の前川記事的な意味合いで捜査対象とか出るだけでもマイナスイメージには繋がる。
アメリカ大統領選の分析は様々だが選挙直前のヒラリーのメール再調査報道のインパクトは無視できない。
日本は国民に推定無罪が共有されてないので捜査対象となる事がクロイメージに直結する。
共謀罪はまさにその捜査対象の無制限の広がりを可能にする。
それは官僚による政治家への首縄でもあるのだが、行政を監視するという基本を忘れてお仲間の与党を助けることしか考えてない議員の皆さんにより、自らの首にも縄をかけたわけです。
一般への影響も当然心配だし、全てはメチャクチャだけど。
官僚が何度も共謀罪を通過させようとした背景は自分たちの権限増加、これに尽きる。
その増加した権限は誰のために?
国民ではなさそうだぞ、とみんなが理解するかどうか。
誰が誰のために働いてるのか?
多数派与党だから数の論理が決め手になる。
でも、それでいいなら国会が存在する意味はないですよね。・
例えば与党、自民と公明の一人一人の議員の考え方は残念ながら見えてこなかった。その時点で選挙でメンバーを考えるべきですよね。
僕は・・・理解力が足りないのかもしれませんが。
最後の最後まで金田大臣の説明の意味が解らなかった。
法案に書かれていないことを大臣が「そういうことはありません」と言うだけでオッケーだと言い切る姿勢も解らなかった。
誰も大臣や首相が「どう考えているか」なんて聞いていない。
法案にどう「書いてあるか」が問題なんですが・・・
いやはや。僕は理解出来なかった。十分審議されたと言われてしまい、茫然とするしかないですね。
加計学園の文書がこのタイミングで出てきたのは。
茶番もイイトコロですが・・・パソコンの共有ファイルなんT5分でチェックできますよ。そんなにパソコンのスキルないの?それだけで仕事失格・・・
はさておき。
国会が閉会するからもう追求出来ないだって?
ぼろぼろのはずのアメリカが、それでもまだ議会と司法が機能しているのを見るにつけ。日本はずっと「出来るフリ」をしてきたのか?と萎えてしまう・・・
もっとも公明党は加計問題は引き続き精査すべしとも言っているようだ。
これは・・・来る都議選で公明党が早々と自民党都連から都民ファーストに連携相手を乗り換えているのも関係するのかな?
都議選に関しては自民敗退が望ましいわけで・・・公明党は常に「与党」でありたいんですよね。
先日、久米宏さんと対談しました。
7月末に雑誌に掲載予定ですが。
支持率について。
「その人がテレビに映って許されてる、それが支持されてる状態だと思う。ラーメン屋でその人の顔がテレビに映ったら食べてる人が文句を言うようになったらおしまいです」。
日本のふわっとした支持率を言い当てる発言でしたが。
どうですか?彼らのテレビ映りは?
それでも、ううむ。
宇宙平和