トランプ大統領かー。
全くどうなるかわかりませんが・・・
昨日も書いたけど、自分も周りしか見てないとわからないことは多いですよね。

僕が日常的に発言を聞いているような人に、「トランプ支持者」は全然いませんでしたからね。ただ、トランプが勝ったら面白い、変わる、という意見の人も多かったのは事実。

ヒラリーは、強固に変えない方向で行くだろう、とも。

 

さて。

実はオバマ在任中も、表立って言わないけど「黒人」大統領に我慢ならん!という人は結構いたと思う。
そこに来て、それを引き継ぐ「女」大統領なんてもっと我慢ならん!
という感情が、細部というか、他の側面を覆い隠すほどに噴出していたのかもしれない。

 

僕はリチャード・ドーキンスが提唱していた「時代精神のアップデート」という考え方がすごくわかりやすかったので、色々な事例をアップデート済み、アップデート前で整理して見ることが多いんですが・・・例えば日本での高齢な公職の人の失言の背景には、60年代、70年代くらいまでの考え方からアップデートされてない「時代精神」が多々あると思う。もっと昔のままの人もいる。

 

で、オバマの方針だったり、ヨーロッパのEU構想だったりは、ある意味「アップデートの推奨」でもあり、しないといけない風潮に従っていた人が一見増えたように見えたけど。
実はアップデートしていなかった。イヤだった。
という人が意思表示をする機会を得てしまったのではないだろうか?

選挙後、早速マイノリティー迫害の気配が見えてはいる。どうなるのだろうか?

 

しかし実に圧倒的な差とも言えるのではないか?

 

ヒラリーを含めたワシントンに対する不信感、嫌悪感も強かったと思う。経済状況の行き詰まり、息詰まり感も行くところまで行ってたのか。
サンダース支持者にもヒラリーはどうしてもイヤだ、という感覚は当然あったと思うけど、じゃあトランプか?という選択肢は厳しいんじゃないかと勝手に考えてたけど。

 

投票行動の要因はいろんな専門家がこれから分析するだろう。
そして投票行動と大統領の資質もまた違う話なので。
実際、なにがどうひっくり返されていくのか?

 

イギリスのEU離脱から引き続き、世界をリードしてきたとされる国で次々と大変化が起きているのは間違いない。
わー、本当、どうなるんだろう??

 

日本政府は戦後、ずっとその「世界」のレースになんとか食い込もうとして来たと思うし、それがエネルギーにもなってたと思う。でも、この先は?
ちゃんと向き合うと良いと思いますが・・・
なんとなく、そのまま行こうとしている気配しか感じない。
TPP、アメリカは抜けるらしいですよー。なんて言ってるそばから採決しちゃってますが、どういう判断なのだろうか?

安倍首相はトラップ大統領と早期会談を決めた模様です。

果たして、トランプは歴史の中に隠された様々な事柄を明らかにするような人物なのだろうか?日米地位協定はどうなるのか?

ビジネスマンとして凄腕である彼の判断は?

 

さて、ハウス・オブ・カードもシーズン4までは観終わってしまったぞ・・・