シンシティ 復讐の女神/ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー


DT,三浦とのボンクラ映画会で行って来ました。
DT君はTシャツを事前に買ったり、原作を読み込んでから望む徹底ぶり。

僕は・・・前作かなり好きだったけど。そのおぼろげな記憶のみで・・・

結論としては。
重めで渋い仕上がりで・・・やはり、前作に出てきたイエローバスタードやイライジャ・ウッドみたいなフリークス集合!な祭り感は薄れてましたね。
もっとも・・・これは入浴ではない!のエヴァ・グリーンがずっと裸だったり。
眼鏡が白くなるタイミングが爆笑ものだったり。あ、白くなってる!ってね。
気をつけねば・・・バレバレだぞありゃ。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットの捨て台詞はキマってたり。
ジェシカ・アルバはとりあえず最高だったり。
オープニングクレジットにレイ・リオッタって出て、やった!と思ったら。
ある意味、さすがのトホホぶりだったり。
は、します。
前作との一連で楽しむべし、かな?デヴォン青木のミホの方が好みかな~?ミホのアクションも、仕方ないとはいえ・・・結構びっくりは少なめだった。

で、僕らボンクラは映画終わった後の無駄話にこそ重きを置いてるんですが・・・
前回、レイド~GOKUDOの後に行った居酒屋にいったら・・・
まさかの!同じ席に案内されるというプチ奇跡がありましたね。
三浦のTWITTERで確認してください。
こんなところで・・・まさにキセキの無駄つかい。

んで、映画の話で盛り上がった!か、というと・・・
マーヴ繋がりなのか分からないけど。ほぼ北斗の拳の話だけで2時間・・・
なんだったんだ。MAD MAXのせいか?
でもレイドの時はレイドの話だけで2時間だったので、やっぱり映画がそういうもんだった。
ってことかな。
牙一族やら雑魚キャラ共のキャラ立ちやら、疑問点(これやりだすと一晩では終わらない)・・・北斗の拳の影響力は素晴らしいですね。
牙一族といえばRZA監督のアイアン・フィストですが、あれはやはり最高の一本!

あとは。


ジミー、野を駆ける伝説/ケン・ローチ

尊敬するハーコー映画監督、ケン・ローチ。老いてますます盛ん、なり!

前作「天使の分け前」がコメディータッチではあったんですが。
この人の場合、つねに視点は下から上。労働階級、社会的政治的弱者を描く。
今回はアイルランド独立戦争~内戦期における、ある村のホールの話。
この檄渋な舞台設定そのままの檄渋な作品ですが。
なんせ舞台が村なので・・・対立してる人同士もみんな知り合いで。
親の代から知り合いで、息子、娘も知り合いで・・・その内輪の小ささと。
それなのに理不尽なまでに対立してしまう哀しさと・・・

ある場面で、主人公ジミーの家に逮捕のため押し入った警官隊に。
ジミーの母が、お茶いれたけど飲んでく?なんて言って。
逮捕に来てるのに、みんな「あ、じゃ~いただきます」なんT座って。
ジミーの母は移動図書館を昔やってたんだけど、警官が「昔、小学校に本持って来てくれたのが嬉しかったな~。毎週楽しみでしたよ」と思い出をしみじみ・・・って、息子捕まえに来てるのに!
それくらいの距離感。それなのに引き裂かれていくという悲劇。
ネブラスカの墓場のシーンとかも思い出しましたね。

今作ではカソリック教会が果たした役割も描いていて。当時の共産主義への恐怖とあいまって教会がアイルランド政府内で力をつけていき、それが大地主や富裕層と結託していく過程で虐げられていく人々が主役だ。
もう、会話出来ないのか?ってくらい話が通じない。
そして・・・この状況。
どこかに似ていませんか? 僕ははっきりと、今も、こうした状況はあると思います。
ほら・・・いろいろ置き換えてみるとさ。
なんてことを考えさせられる一本。
劇場内は高齢の方がかなり多かったけど・・・シンシティより混んでたかも!?



まあ、今年はね。来ちゃうわけなんで。煽りを自分に入れてこうと。

冒頭の雪男の襲撃シーンから素敵すぎますよね~
当時、レイア姫があちこっちチューするんでなんなの!って思ってましたが。
今も変わらず・・・なんなの!って思います。チューバッカ。

AT-ATのデザインはやはり燃えるんですが・・・あの造りなら、そりゃあの作戦だはな。
ま、いろいろやはり楽しすぎる一本でしたね。ジェダイの帰還・・・一応いっとくか!

で、今年は・・・

TRU B-BOYZがSTRIKE BACK!するので。

どうぞご期待ください!


1月25日渋谷SOCIAL CLUB TOKYO

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