昨日は第5回高校生ラップ選手権が放送されました。
ご覧になればわかると思いますが!
素晴らしかったですね~

優勝したYZERRはT-Pablowの双子。
DNAレベルでスキルの水準が高いんだけど、やはり違いはあって。
感情の出し方、リズムのちょっとした間。
T-Pablowは王者としてのプレッシャーもあって、目の前のバトルとまた別のバトルを同時に戦ってたようなもんだけど、期待に応えるパフォーマンスを見せてたと思う。

ちなみに1回戦でT-Pablowをあわや!と追い詰めたエイトフォーやクールにハイレベルな即興を見せるX、レーベル病で視力の弱いLENA-K。彼らのようなラッパーが同じ土俵でみんな戦う。
そこにHIPHOPの可能性があると思います。
MC ALIやSMA BISKET、もっと観たかったな~。

僕は制作側ではないので関わり方もあくまでラップサイドのみ。
オーディションでも僕とヒダヤンがラップ部分での審査はしますが、最終的にテレビ番組として誰を出場させるかは番組サイドで決めてます。
直前発表まで僕もどの16人になるかは知りません。
でも、出た16人はそれぞれ気合充分でした!

会場もどんどん大きくなっています。そして満員御礼!
これも素晴らしいんですが・・・

ただでさえ多くの人の前でラップをする機会の少ない高校生たちが・・・
いきなりあの人数の前で、しかもカメラも並んだ前でフリースタイルをする・・・
このハードルは実はかなり高いと思います。
かなりのハートを要求されます。
その緊張やプレッシャーのため、オーディションで見せたスキルを見せきれないで終わっちゃうラッパーもいました。
BLITZでもかなりのハードルだと思ったんですが・・・
この辺りは難しいところですね。オーディションは普通のクラブサイズのところでやってますからね。
 逆にあのステージで格好良いラップをしちゃってる高校生は、そりゃもうすごいって話でもあります。えらいこっちゃ!

 ZEEBRA審査委員長が自分の新レーベルにT-PablowとYZERRの双子を契約することを理由にジャッジを下りたのは正しい判断だと思います。
代わりに入ったANARCHYはRAPSTARとしてばっちりジャッジしてた。
ただ、ZEEBRAはフリースタイルもバシッとやれて、バトル経験も(フリースタイルという意味だけでなく、HIPHOP的広い意味でも)豊富なMCです。
実際、今までの大会でも一番辛口& スキル面でのジャッジをしていました。
 そういう、バトル経験、フリースタイル経験の豊富なジャッジがいても良かったかな?
 ヒダやんを推薦したんですが、大阪勢はいわばヒダやんの一二三屋道場やENTERで鍛えられてる面もあって、立場的に難しいらしく・・・僕はもう関係なくジャッジ出来るとは思うんですがね。人数7人とかにしちゃう手もあるかもです。
 前から言ってたのは、ラッパーじゃない視点を持つ、レコード会社のA&Rだったり、店のバイヤーさんのようなジャッジも一人いれたらどうか?ってこと。
 ジャッジで勝敗を決める大会なので、視点はいろいろあっても良いと思います。
ただ、あの日のジャッジに関してはあのメンバーで白黒つけていく仕事を十分こなしてたと思います。難しい試合もあったし。
 出場したMCは全員結果に納得行ってるはずです。自分が負けた理由は、なんだかんだ本人が一番わかってるもんです。
 今後の大会で色々提案出来たら良いですね。
 
観客判定でのMCバトルがみたいって方は!
是非4.26の池袋BEDでのSCHOOL OF RAPを見に来てください!
現在20名エントリーしてます。
4.26詳細



高校生ラップ選手権とは全然違う勝負ですが。こちらも僕が司会なので。
僕にフリースタイルを聞かせたいと思ってる10代の子はここでかまして欲しいです!

レフェリーにせよ、司会にせよ。
一番近くで試合を観れるのが役得ですね~

ただ、新木場では暗転したタイミングで2回ほどコケてて・・・
スネに結構な怪我をしちゃってましたね・・・
暗転してたから誰も気づいてないと思うんですが~

なにはともあれ!
YZERRおめでとう!優勝コメントまで男前かよ!って思いました。

そして!
高校生ラッパーたちに色々な道筋をつけるムーヴメントのもうひとつの仕掛け。
DARTHREIDER & HIDADDY PRESENTS HIGHSCHOOL HIGH 2!
5月21日発売!
鋭意・・・最終調整中です!
4月末には先行シングルも配信予定です。
音源でどれだけ聴かせるか?
是非お楽しみあれ~

さて!

そんな4.26の会場でも池袋BED。
ボスのJOMO君は一番最初にマイカデリックをライブオファーしてくれた人でもあり。
つまり・・・一番最初から世話になってる人です。

そんなJOMO君が入院したと聞いたのでお見舞いに行ってきました。
本人は気持ち的には元気そうでしたが、身体はまだ疲れてるみたいで。
肝炎のため、1ヶ月ほど入院するようです。

クラブで夜な夜な激務をこなしていたので休憩してください!
そして病院は僕のHOOD。地元と読んでます。
ヴェルコム収録のHOOD TOOK ME UNDERは、僕が病院に薬を取りに行くことをどれだけGANGSTA RAOの作法でやれるか?って曲ですが。
JOMO君、WELCOME TO MY HOOD!

https://itunes.apple.com/jp/album/vu-erukomu/id838139435




ダウンロードもしくよろです。

そんなJOMO君に頼まれたので5月3日、太華君とTATSUYAと一緒にBEATBOX BATTLEを池袋BEDで開催します!

病床のJOMO君を叩き起すくらいの太いビートで戦いましょう!

じょじょに面白さがバレてきた37歳MIXも是非!

DARTH'S 37 BIRTHDAY MIX/ DARTHREIDER by Rei Wada on Mixcloud



収録曲は;

1;YOKOさん
2;行け、荒野を
3;振り向くなよ~振り向きVERSION
4;HIPHOP ZOMBIE SR VERSION/DARTHREIDER&DJ OSHOW
5;MICADELICAL 人間になりたいVERSION/MICADELIC
6;魁る男たちfeat.田我流、K.I.T
7;GO FIGHT! feat.DT CHAINSAW
8;オーアタタタ!!! feat.HIBIKILLA
9;YAH YAH YAH
10;HAPPY BIRTHDAY FROM MARYLIN
11;オマタマサコ/MICADELIC