第一回を楽しく終了!やった!

まずは始める。まずはやってみる。
タイムテーブル作って、人集めて、バトルMC集めて、DJする。ライブする。踊る。遊ぶ。楽しむ。友達作る。仲間を作る。
それがパーティー。
パーティーはずっと続くからそのスタートをちゃんと切る。
それぞれのスタイルを見つけて、それぞれの現場を持つようになるけど。
いまは一緒に出来るから。いま一緒にやる。
共有した時間が濃ければ濃いほど、次の動きへのエネルギーになる。

入り口はなんでも良いし、どっからでも入れる。
日本で、アフリカ・バンバータからヒップホップ聴き始めました!
なんて例はマレです。MCハマーかもしれない。8マイルかもしれない。
なにかのCMかもしれないし、YOUTUBEかもしれないし、近所の兄ちゃんかもしれない。スタートはどこでも切れる。
高校生ラップ選手権もまたその一つ。やってる僕らが想像してるよりも広い入り口になりつつあるみたいだけどね。
でも、入ってからがゲームの始まり。

10代なんてあっという間。気づけば30代。
でも、そんな30代でも音楽を、ゲームを、続けちゃってる人の多くは。
10代の時の経験が絶大だったりする。
少なくとも僕はそうだな。

だから10代でがっちり音楽出来る時間があるなら!そこへ飛び込むべし!
二十歳越えたら自分で自分のことやんのは当たり前だしね。

そんなことも思いつつ。
SCHOOL OF RAPに関しては、MC妖精、GOMESS、T-Pablowにやってみないか?
とは持ちかけたけど。
タイムテーブルやバトルMCの呼びかけなんかも彼ら主導。
で、僕は実際のバトルの仕切りと20分のヒップホップ講座を手伝った。
バトルDJとクラブプレー両方やったコペローが一番ハードだったくさいけど・・・

ゲストライブ。

HIYADAMはもうオーラ、貫禄ともに抜群です。
出てきて空気を引き寄せる。その資質を分かって、楽にビートに乗っかりながら
気持ち良さそうにフロウしていく。声もびしっと通る。
アルバムもすぐに作り上げる感覚の速さにイマを強く感じます!
以前から、バトルで優勝してもなにも音源を出さないことの勿体無さを感じてましたが彼はすぐに次のステージへの階段を自分で用意している、そこが大事です。

PoodleはU20 MC BATTLEで優勝!
バトルは後述しますが、彼は15から知ってて。
実は1回目の高校生ラップ選手権にも誘ってました。
彼は出ませんでしたが、元々現場にいて、ライブもやるしフリースタイルもやる。
先日は罵倒でも対戦しましたが怖かった~
なんせ、叩き上げなので。このパーティーに出て刺激を回りに与えて欲しかった。
妖精が誘っての出演ですが、見事バトルも優勝!
おめでとう!

MCニガリ。長野から。
最後にやったクロックスの曲で会場ガン上がり!
非常に伝わりやすいライミングと明確なテーマ性、そして勢い。
初めてみたのも同じ池袋BEDのオーディション。
そこからの成長は凄まじいものがあります。
バトルも正面衝突スタイルでガシガシ。やる度に経験値がチャリン!と入ってくのがわかるタイプですね!

MYIYUちゃん。青森から9時間。
女の子のラッパーの数は依然少なくて。これが増えるきっかけはラップをする女子をみること、これに尽きます。同世代の女の子に見せて行って欲しい。
11歳の女の子ラッパー、NOEちゃんもステージに上げて曲を歌ってました。これまた堂々としてて良かった!
春から東京の大学に通うとのことで、こっちでもたくさん吸収して、ラッパーとして女子として磨きをかけていって欲しいですね。

主催側もばっちりライブ。

GOMESSはかなりエモーショナルなフリースタイルもはさみつつ。
自分の体験をビートに乗せて伝える、ヒップホップの基本をしっかり掴んでます。
ニガリとMYIYUを呼び込んで曲をやっている様子も、一人だったのがヒップホップと出会って一人でなくなった。彼の人生を感じる動きでした。
ライムスターを聴いて、家を出てラップして。いま、いる場所。
ヒップホップのループという意味合いは曲だけではなく、もっと広い意味だと思いました。

MC妖精。堂々としてます。神奈川ヒップホップ激戦区という出自もしっかりわかる。その中でキャラをしっかり立てて、曲のテーマから立ち居振る舞い、途中のベシャリまで組み立ててます。声の通りもばっちり。
なんだよ、あいつ!と言われるのを知った上であえてやっていく。
僕もそういう所多いので、わかるぞ~
かませ!

Tiji Jojo feat.T-Pablow。
T-Pablowは川崎のクルーをバトルにも大勢呼んでくれてて、ライブも仲間のfeatで登場した。川崎のヤングガンたちはみなスタイリッシュで、ハードライマー。
あくまでクールだけど、芯の強さをそれぞれが見せてくれてます。
Tiji Jojoはバトルでも見せてたキラリとしたリリックのセンスも良かった。
T-Pablowは王者の風格十分で、彼のステージングをみるだけでもおお~って思いますね。ここからどんな曲を作り、どんなラップを聴かせるのか?楽しみで仕方ない。
天性のキャプテン資質も発揮しまくりです。


そしてU20バトル。
一人当日現れず、31名で開催になりました。

優勝は前述のPOODLE。
終始安定してフロウしてフリースタイルで会話するスタイル。
声の通りも一番だし、ステージングも余裕だったね。
ラップすること、フリースタイルすることに全く物怖じしてないからスケール感が大きい。当然一人前のラッパーとしてあちこちで活躍中でもある。
おめでとう!

準優勝はRYOTA。
これまた声がすごい通る。
感情をちゃんとラップに入れてビートにグイグイはめるスキルは抜群!
そういえば、彼のことを依然僕が鼻で笑ったとか言われましたが・・・
それは絶対にないぞ~!第一鼻で笑うやり方がわからん。
10代のラップを一番聴いてるのは僕だと、これは流石に自負しております。
決勝はちょっとPOODLEを認めるスタイル過ぎて勿体無かったな~優勝する実力は全然あったと思います!

31名のエントリー。
色んなスタイルのMCがいたね。マイクの使い方に慣れない子にはそれなりにアドバイスはしたけど、あとはもうそれぞれのスタイル。
MC KUREIはアイスバーン直系のハードライムで頼もしかったし、ライミングという意味では川崎勢はみなこだわりを持ってて新しい発見でした。3taniも渋くキメてました。

gAwnといいだれおは発声とフロウにかなりオリジナリティーを出してたけど、惜しむらくは聴き取り辛いことかな。バトルなので使い分けも必要になってるくるかも、です。でもマイウェウイを行って欲しいですね。

ライブもあったTiji Jojo、Gomess、MYIYU、ニガリもそれぞれ良くやってくれました!

ベスト8からは全試合いい試合!
31名全員にビガッ!そして次なるチャレンジを待ってます。

で、この映像はGHETTO HOLLYWOODが撮影してたので、編集して・・・
PIONEERのDDJ-SBとのコラボ動画第2弾として近日公開します!

なんにせよ司会でこういうバトルを間近でみられるのは役得です。
FRESH!

矢車のDJタイム。
彼は家庭の事情で今後DJが続けられるかわからず、この日も無理して参加してくれた。日本語ラップ選曲、好きな曲だけかけるスタイル。
funkyトラック野郎もかけてくれた。ありがとう!
この日の楽しさを忘れず!いつでも戻ってこられるようにパーティーを続けましょう!
バトルの手伝いもしてくれました。

僕のSCHOOL OF RAPの時間は・・・
DR.DRE特集。
無人島に一人のPRODUCERの作品しか持っていけないなら・・・迷わずDRE。
そんな偉人を駆け足で・・・

後日BLOGかHOMEPAGEのコラムでYOUTUBEとかつけて詳しくアップし直すつもり。

それまではCHILL~



Till The NEXT EPISODE!

そう、次回は4月26日開催!
ゲストはGOKU GREEN!

さらに・・・
4月2日には大阪コンパスにて・・・
SCHOOL OF RAP WESTを開催!

年末には東西対決もしちゃいたいですね~





SCHOOL OF RAP!!!!