さきほど、レコーディング終わってから沖縄のリッキーと嫁と娘を連れて沖縄料理屋へ。
小さな店は女将さん一人でやってて、客はギターを持ったお爺さん一人と女性の二人組。で、お爺さんはマレーシアかなんかに住んでるとかで、そんな話をしてた。
 僕たちで店は完全に満杯。
 僕らは女性客とお爺さんの間に座る形になったのだが・・・そこからちょっと妙な感じに。
 お爺さん、おもむろにギターを抱えるとうちらの横を通り抜けて女性客の横に陣取った。まあ、話の途中だったしなー、なんて思ってたけど。
 
 爺さん「僕はささやかな歌の会をやってるんですよ」
女性A「へーそうなんですね~」隣に来られたから律儀に相槌。
 爺さん「あなた、美空ひばりは好きですか?」
女性B「ああ、好きですよー」
 爺さん「僕は嫌いです」
俺「(内心)ええええ?」
 爺さん「でも一曲歌いましょう」
俺「(内心)ええええ?歌うの?しかもイマ?」
 爺さん「すみません、店の音楽止めてもらえますか?」
女将さんが店でかかってた沖縄民謡のCDを止める。
 まあ、でもね。こじんまりしたムードの店に弾き語りも悪くはない。

 爺さん「この曲だけはね、結構好きなんですよ」
と。ギターをかき鳴らす。

 はい。
チューニングがかなり狂ってます。どの曲かわからない・・・

 爺さん「愛燦燦と~」

ああ、それね。しかし、この爺さん・・・


 マジで!歌が下手すぎる!ギターもちゃんと弾けてない!

 あ!歌詞も噛むのかい!

延々爺さんの独演が続く。こ、この空気・・・

隣のリッキーがTWITTERで@を飛ばしてくる。

「非常事態です・・・」


ま、まさに。
ヤバすぎる・・・

 ようやく歌が終わった。
女性客二人が拍手を。
 うむ、終わったという事態に向けての拍手喝采は。
送らんでもないぞ。

 そしたらウチの娘がいきなり・・・

「おじいちゃん!ドレミの歌がいい!」

おい、我が娘よ・・・まだ歌わせるのか・・・

爺さん「おお、歌えるのかい?ドレミの歌を歌おう」

ギターを弾く。
だから。
チューニング合ってないから!
ドレミになってないですヨ!

でも、3歳の娘は気にせずそこにドレミの歌を被せる。
「ドはドーナッツのド~」
女性客二人もキャッキャッしながら一緒に歌ってくれる。
そしたら爺さん。

ドドドド!レレレレ!ミミミミのミ~!

と・・・

完全にオリジナルのドレミの歌を大声で上から被せるではないか!
なんだその歌!しかも子供が歌ってるとこに大人気ない・・・

一気に黙る女性客二人。
娘はその瞬間に歌に興味を無くし、勝手に遊び始めていた。

その後、爺さん「フランスの歌を歌いましょう。フランスで習いました」

あああ・・・まだ続くのか・・・

「ジュテーム、川のほとりで~」

完全なる日本語詞。1コーラスを歌い終えると。

爺さん「僕がねフランスに行ったときに教わった歌です」
女性A「そうなんですね~。フランスで日本語の歌を教わったんですか?」

しばし沈黙。

爺さん「フランスでね教わった歌をね、日本でね、詞をまた教わったんですよ.
美しい愛の歌ですね」

完全に意味不明である。


そうこうすると料理が来たのでうちらは食べている。
その間、爺さんはマレーシアの自分の家に女性二人を招待していた。

爺さん「いつでも来てください。素晴らしいです」
女性B「へー、行きたいですね~。こないだはベトナムに行きました」
爺さん「マレーシアはもっといいです。ぜひ。気候も人もいいですよ」


なかなかしつこい勧誘ぶりだ。
先に食べ終わったうちの娘が女性客に話しかけると「なになーに?」と相手してくれる。
のだが。そこに爺さんは大声でマレーシア話をかぶせて、娘の介入を許さない。

でも娘は意に介さず、爺さんにも話しかける。「ねーねー、お歌歌ってよー」

いや、歌ってもらわないでいいけど。
しかし、爺さん。そんな娘に対して・・・

完全に無視!

女性客相手にマレーシア話を続行する。

確かに、話の途中ではあったし、ウチの娘の自由度高い動きも問題だ。

娘「ねーねー」

完全無視!
して、自分の話を続行する。女性客二人が代わりにどうしたの~?と相手してくれるが。
爺さんの話は止まらない。もちろんジャマしてたのはウチの娘なので、本当に申し訳ない話ではある。

爺さん「僕のことはね、あだ名で呼んで欲しいんですよ。息子の嫁にもそうさせてます」
女性B「は~」
爺さん「人間ですか!日本人は休まない。あなた方も一ヶ月とかうちに来るといい。そんな人生を謳歌する歌もあります。歌いますか?」

と爺さんのレベルの高い要求が出始めた辺りで僕らは食べ終わり、店を出ることにした。
また歌いだしかねないしな。

さて、この話。
そこに居る間、イヤな気持ちには全くならなかった。
というか。
笑いをかみ殺すのに大変で・・・
リッキーとはTIWTTERで会話してたくらいなんだけど。

まあ。

お爺さんになっても。

あれだけ露骨にスケベなのは。

素敵だと思います!

ギターもナンパ道具に見えてきたしな~
でも、もうちょい歌とギターは練習した方が・・・

爺さん「世田谷には一人だけ僕より上手なギターを弾く男がいます」

いや、もっといるだろ!

そんな沖縄料理屋での夕食でした~


観た映画

DJANGOの話はPODCASTで。



そして昨夜はバルト9で。

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日



アン・リー監督。

予告で何度も観てたけど、どんな映画なのか?
と思ってたら色々と評判も良さそうなので。
昨日は渋谷のクラブで遊ぼうと思ってたので、その前に飛び込みで!

いや~面白かったな~

崖っぷちの男、ってのもあったなー。これも観たいんだよな。

とにかく、予告編のなんというか。
単なる感動話的なね。生き物万歳的なね。
そういうの想像してると。

これ、違うんですよ。
ああ、そういうコトかー、あれ。どうなんだ?ん?そうかー
みたいな、ね。

でもって。僕は片目スタイルなので、2Dで観ましたが。
嵐のシーンをはじめ、3Dでグワオーンとなるのかな?ってな場面も。
でも圧倒的な綺麗な映像が目白押しで。

良かったなー
冒頭で食べてるカレーも美味しそうだし。
ウェス・アンダーソンのダージリン急行でさ、インド舞台なのにカレー出てこないのね。
やっぱ、カレーは食って欲しいですよね。

ただし。
ナナメ後ろのカップルが。
ずっと会話してて。しかも映画と関係ない話。
映画自体がトラと人がメインだから会話ないところにガンガン聴こえて来て。
やだったなー
もう!

でも面白かったです。

はい。

そして。

ENTER THE FANTASY

少量ですが卸しました。

HIPHOP代表!

一二三屋!


CASTLE RECORDS!

そして。

同人サイト!

D-STAGE!

COMIC ZIN!

にて購入可能です。

少しですが。

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聴いてたGOKU GREENだったりね。OKAMOTOSのREIJI君だったりね。

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