今日も官邸前に抗議行動しに行って来た。
夜ミーティングがあったから19時過ぎまで。

最悪の事態、ともいえる原子力規制委員会の人事案。
これの撤回は再稼動撤回と同様に急務だ。
だが、そう思って集まる市民はどうすれば良いのか?

チラシが配布されていて、人事案の問題点を指摘しつつ、地元の政治家に直接訴えよう!
という呼びかけがしてあった。分かりやすい作りだ。

ただ、うちの地元はかの石原伸晃が鎮座まします選挙区。
僕は一度も彼に投票したことはないが、まあ無敵状態ですよね。
困ったもんです。
選挙前だったら他の候補に訴えて争点にしてもらうのも方法だが。
時間がない。

自民党は消費税増税の3党合意のときもそうだが、いま本当にひどい。
存在感を無くしながら時を待っているのだろうか?
谷垣総裁の答弁は本当にしゃべる人としての魅力が0だった。
なにも伝わってこない。これは野田首相も同様だ。

原子力をイシューに出来ないのは民主党以上なのは当然。
事故以前の原発政策は自民党が牽引してきたわけだ。
消費税増税もそうだが、野田首相は自民党がやって来たこと、やりたいことを
そのままやっている。
もうどっちがどっちでも変わらない。
自公民併せて一つのシステムみたいだ。

そんな政府が決めた原子力規制委員会の人事。
原子力ムラの中心からピックされた3人、田中氏、更田氏、中村氏の3名が
これからの原子力を規制する? ジョーカーでも思いつかない冗談だ。
そして、総選挙の結果民主党が大敗しようとも委員会の権力は残る。
ある意味、そこをも見越した人事なのでは?と勘ぐってしまうほどだ。

下手したらお盆明けには決まってしまうのだ。

でも。
官邸前の景色は随分変わった。
駅の出口は封鎖され、警官が交通を規制し、誘導する。
随分分断が細かくなり、初期の人だかりのパワーは分かりづらくなったが
人数は官邸前に納まらず永田町を埋め尽くす勢いだ。

各所で声をからした人がシュプレヒコールを繰り返す。
国会正門前にはファミリーエリアもあり、家族連れの抗議行動も目立つ。

ここで声をあげることは徒労なのか?

国民の声を無視し続ける政府を相手に声をあげることは無駄なのか?

いや、景色は変わっているのだ。
その先もきっと変わるはずだ。
少なくともそう信じている人がどんどんと集まっていた。

それだけは感じた。
官邸前抗議行動。

なにか思うことがあるならば行ってみてはいかがだろうか?


渋谷でTHE BASSONSのミーティング。
山ちゃんがメレンゲのツアーを終え、次に向けて。
いろいろやりたいもんです!

でもってモボモガで山ちゃんとカレー食いながら音楽談義。

明日は高校の同窓会だ。

夏なので・・・

岡本綺堂の怪談を読む。
白髪鬼、一本足の女、くろん坊など味わい深い話がたくさんだった。

あと。


井筒和幸監督のガキ帝国。
紳介、竜介コンビにやくさ役の上岡龍太郎などなど・・
テンションは高いんだけど、あんまりなんの話かは分からない。
でもエネルギーで押し切ったような作り、だな。
キョーコの変貌ぶりはビックリでありました。

THE ROLLINGSTONESのDIRTY WORKSからBRIDGE TO BABYLONを聴いて。

それではおやすみなさい。