3月7日に発売します。

DARTHREIDER「夕日のガンタイ~Chill After Blood」(DMRCD-060)


$ダースレイダー Official Blog「一瞬一秒をFUNKしろ!ROCKしろ!爆破しろ!」Powered by Ameba



夕日のガンタイ~Chill After Blood/DARTHREIDER 

 2011年、アルバム「NO拘束~MONOEYE VISION」で、見事病気からの復活をアピールしたDARTHREIDERが早くもフルアルバム「夕日のガンタイ~Chill After Blood」を発表!
 2011年7月末に両目の視力を一時的に失うという災難にあってから一気に完成させた新作。NO拘束と対になる、一人で出来たがコンセプト。ラッパーゲストは無し、前作に引き続きSuzkenやTakeuchi Kaztakeが参加。さらにFullmemberのDJ JUCOがスモーキーでソウルフルなビートを4曲提供している。FUNK入道はHIPHOPから80sファンク、スカ、ソウルと幅広い仕上げで前作のモノトーンな音作りとは対照的だ。
 歌詞の内容は抽象的なものから私小説的なものまでかなり「文学的」なアプローチを見せており、日本語ラップのテーマ取りの少なさを指摘するDARTHREIDERならではの詞世界を展開。MCバトルを題材にした曲や名曲・はねたハネタの再録など他では決してきけないウィット&ユーモア溢れる内容だ。色の識別が出来なくなってからの娘との対話から生まれた曲、視力を失ってからの世界なども彼ならでは。
 コンスタントなアルバムリリースこそが生きてる証になると言うDARTHREIDER。アップデートされた内容を聞き逃すな!

credit

1;PLAYING WITH MY MUSIC~夕日のガンタイ
2;AIN'T NO HALF STEPPIN'
3;MILK & BUTTER pt1&2
4;SMILE FOR YOU(cheers!)
5;みんなが笑ってる
6;2011ノ夏
7;俺をFUNKが見てた
8;BLACK SUGAR pt1&2
9;少年はJUMP
10;はならびremix
11;Shape of my heart
12;八百万 is coming
13;号泣シット
14;はねたハネタ piano version
15;DARTHREIDER music
16;Dream's Come True
17;一秒前の自分を殺し、一秒後の自分を生かせ!~Battle Theme

All Rap by DARTHREIDER
All Beats by FUNK入道
except 6,7 pt1,10,12 by DJ JUCO
14 by Takeuchi Kaztake

Chorus on 4,5,15 by Suzken
Scratch by DJ KOPERO
Bass on 15 by Nontang
Additional talk by DJ OSHOW

Recorded,mixed & Mastered by touma57move@57move studio
except 10 mixed by 8tronix@Bullpen Lab

Artwork by Rimo for MOCROCK
Manufactured By Da.Me.Records

3月7日にitunes、ダメレコオンラインで先行販売。ライブ会場でもその時期から販売します。
一般流通、全国流通に乗せるタイミングはあえてすごく遅らせます。内容も変わるかも。
このバージョンが欲しい人はでも、全国どこにいても買えます。ネットさえ繋げれば、ね。
もちろんライブ会場で直接も嬉しいです!
3月からまたあちこちでライブすると思うのでお会いしたらよろしくお願いします!

トウマとかなり時間かけてスタジオで作りました。でもって皆さんのおかげです!
ガツン!

収録曲 「俺をFUNKが見てたダイジェスト」です。情報公開記念にしばらくアップ。
テリーとドリーを見たって話です。



これが去年まで続いてた一人立ちのまとめ。
ガンタイ、立つ!
って感じだね。これもそのうちタイトルにします。
今年はもっとコラボもしていく。一人前のMCとして。
とりあえず・・・DARTHREIDER&DJ OSHOW「シンレイノラッパーZ」5曲程完成している。
幽霊の声入り(怪鳥音的な~)!

今週は池袋bedでのZEROもある。池袋bedがいま営業再開しながらも大変なのは周知のとおり。
僕たちに出来ることはパーティーすることだ。

さて。
昨日、アンサンブル・ノマドの公演。ようやく終えた。
何度もリハし、生活時間も早めにずらしていった。夜生活では乗り切れないからね。

音楽だ!などとえらそうに言っているが当然楽譜も読めないし、音楽教育のあいうえおすら通過していない。そんな素人が音楽だ!と言えるのもHIPHOPの特権であり、これを乱用していたわけだが。

参加した曲はジェフスキーのComing Together。
wikiにやたら詳しい解説が乗っていたのだが、やるまでは未見だった。
 1971年のニューヨーク、アッティカ刑務所劣悪な待遇改善を求めての暴動。1000人規模の暴動に発展した
後、州兵によって武力鎮圧されるわけだが、その中で命を落とした囚人の一人、サム・メルヴィルの手紙から歌詞が作られている。この人物は極左の爆弾テロリストだという。
 だが、その詞は加減の法則によって再構成されたものであり、文章としての意味の繋がりはない。むしろ、その奥に眠る「意志」を伝達している・・・と僕は思って読んだ。
 アッティカ暴動はアル・パチーノの狼たちの午後という映画の題材でもあり、個人的な勝手なイメージはアル・パチーノの演説だった。これは実はサム・メルヴィルの手紙のニュアンスとは違っていたかもしれないのだが。楽譜は読めないなりに、周囲の楽器のテンションと声のテンションを調整するように努力してみた。



 編成は僕がナレーション。木ノ脇道元(flute)菊池秀夫(clarinet)江川良子(saxophone)   
野口千代光・花田和加子(violins)甲斐史子(viola)菊地知也(cello)佐藤紀雄(electric guitar)
佐藤洋嗣(electric bass)中川賢一(piano)宮本典子(vibraphone)吉川真澄(accordion)

大編成である。
 エレキベースが全編に敷かれていて、4拍子の中で様々な楽器が出入りする。声はビートの頭に乗せていくのが基本だ。そして、これが難しかった・・・一度ビートの頭を見失うと容易に戻れない。しかも楽譜が読めないので現在位置確認がほぼ出来ない。これは参りました!と言う事でビートをとってくれるアシスタントに協力してもらいました。おかげでナレーションに集中出来た。緻密に組み上げられていくアンサンブルの音の波に乗っかりながら、奔流とせせらぎのような流れを繰り返し、激流へとシフトしていくイメージ。後半、テンションのマックスをどこまであげるかでかなり振り切れそうになったけど、手紙という縛りから踏みとどまって。途中、自作の日本語詞を取り混ぜた。同日行われていた杉並の反原発デモも頭を掠める。
 最後の言葉を発した瞬間にふっと意識が遠くなり・・・客席から「ブラヴォー!」という声と拍手が起こり、我に返った。どうやら無事に終わったらしい。素晴らしい刺激的な体験だった。


 HIPHOPは自由だ!というお題目を自分も含めて随分言ってきた。けど、それは実は微妙だ。結構な決まりごと、安心出来る土台がある。ビート感、ルールがある。これは悪いことではない。音楽として成立するための様々な条件。それが無ければあまりにも不安だ。だけど自由だ!というのをイイ意味で使おうと思うなら、そういった決まりごとを無視して言うのはアンフェアだ。
 昨日の現代音楽の曲を聴いて思ったのは、まだまだ無限の可能性がある。そこにHIPHOPという在り方を背負って挑戦する必要がどこまであるかは置いておいて、無限の可能性があるのは感じていたい。
 そして、安易にHIPHOPは自由だ!などと言わないようにしようと感じた次第。決まりごとに順応した上でさらに羽ばたく、その飛翔の可能性もまた無限にあると思った。

 Coming Togetherの演奏も厳密な決まりごととその解釈における自由度が幾層にも重なって出来ていた。かたや、フィリデイによるアナーキスト・セランティーニの葬儀のようにボディー・パーカッション(Human Beatboxとは違う)のみで作られる世界もある。今回演奏された曲には美しさの背後にも、奇抜なリズムの背後にも、重層なアンサンブルの背後にも強烈な政治的メッセージがある。これが佐藤紀雄さんの視点で作られたプログラムだ。そして、僕はほとんど知らなかった。知らないだけで・・・世界は広い。それは当たり前なんだけど忘れがちだ。それを思い出したのもパワーアップだと思う。ただ、本番前は緊張からほとんど公演を楽しめなかったのも残念。今度は普通に客として観に行かないと。

 ノマドのリーダーの佐藤紀雄さんは叔父(ベーシスト)の友人であり、弟のギターの先生でもあった。そんな中、ラップしているという話を聞きつけてこの曲を頼まれることになった。元々の関係性で言えば演奏技術のもっともない僕がこうして同じ舞台に立つのも・・・HIPHOPの恩恵だと思う。

 どれだけパワーアップしたかは今後に注目していただければ幸い!

昨日の公演について長文で書いてくださっているブログがあったので紹介します。

アリスさんのブログ。アンサンブル・ノマド ジェフスキー カミング・トゥギャザー ほか 接触の様相 vol.3 「政治の季節~列伝風に~」 2/19


ありがたい限りです。観に来てたオショウやノンタンも楽しんでくれたみたい。

で。
今週は23日に渋谷plugでTHE BASSONS!「ちっPSY」に出演します!

2012.2.23(木)
ちっPSY vol.7
-ちっPSY 1周年パーティ-
@ 渋谷PLUG
出演・・・
DJ pinoco Sifaka ひこうき雲 DJ くま THE BASSONS DJ Ken爺 大塚寛之 BigShipTripsBand


2月24日はZEROです。
池袋bedでパーティーしようそうしよう!


$ダースレイダー Official Blog「一瞬一秒をFUNKしろ!ROCKしろ!爆破しろ!」Powered by Ameba



2月24日金曜日池袋bed
ZERO
2500円1drink with flyer 2000円1drink
0時までに入場の女性1000円1drink!!

SPECIAL GUEST LIVE!!
RUMI&DJ SKY-FISH

SPECIAL GUEST DJ!!
DJ SKY-FISH

RELEASE LIVE!!
1horse

HIPHOP BATTLE!!
MC BATTLE MATCH!! TK da 黒ブチ vs 黄猿
B BOY BATTLE MATCH!! STEEZ vs U
DJ BATTLE MATCH!! DJ IKU vs DJ SHUN

RESIDENT LIVE!!
THE BASSONS(DARTHREIDER/NONTANG/山崎剛史)/METEOR/椎ぬー太/ROOK/BUZZBOX/EBI

DJ!!
NOZ/KOPERO

DANCE!!
DROP SHOT/BACCANO!
 
2012年のFUNKY PARTYを宜しくお願いします!
SPECIAL GUEST LIVE、そしてDJにRUMI&DJ SKY-FISHを迎えてダンスホールを音と言葉で爆撃!
さらに超ハイレベルなスキルのぶつかり合い!DJバトル!B-BOYバトル!MCバトル!勝者はどっちだ??
アルバムDROP仕立ての1horseがライブ参戦、レギュラー陣も2012年モード突入で盛り上げます!
パーティーでお会いしましょう。LET’S踊ろうぜ!

もっと燃えるように遊べるぞー!

現場でお会いしましょう!