先日、
をアップしたら、はあ。ジャコ・パストリアスに食いついてくれたのかアクセス数が爆上がり。あれから数日、ふと見たら。
やっぱり皆さん、ジャコ好きなんですね❤️
そうかよし、戦争だ!(笑
◆Jaco Pastrius ー Crisis
彼はウェザーリポートの、実は2代目ベーシストである。では、初代。
◆ミロスラフ・ヴィトウス ー Freedom Jazz Dance
ヴィトウスのこのアルバム「限りなき探求」は、ほとんどマイルス一味。
ハービー(ハンコック)でしょ、ジョン・マクラフリンでしょ。そして太鼓はジャック・ディジョネット。
マイルスの偉大は、こんなところにもそこはかとなく。マイルスを釣れば、ほとんどのジャズマンが釣れるという。
ジャコがエレクトリックなのに対して、ヴィトウスは常にアコースティック。
アコースティック繋がりで、スコット・ラファロ。
◆ビル・エヴァンス ー Waltz For Debby
ビル・エヴァンスといえばスコット・ラファロ。ほとんどセットです。
ロックはざーっとノリで聴いても楽しい。いっぽうジャズは、それこそ一音一音に耳を澄まさなきゃ分からない。
これを「ジャズ耳」©️中山康樹 というのだが、己をオタマジャクシのひとつひとつに同化させるべく丁寧に聴き続けると、あら不思議。ショーターのテナーサックスとコルトレーンのそれが、目隠ししても利き酒状態で峻別できるようになる。
これまた、音楽の聴き方・楽しみではあります。
片やロック系(?)で、凄まじいのを行ってみましょう。
◆マイルス・デイヴィス ー Fat Time
ベースはご存知マーカスです。マーカス・ミラー。
ベースラインを粛々弾きつつ、時折トレモロを入れる。圧倒的なのは4分頃からのマイク・スターン(g)そしてアル・フォスター(ds )とのコラボ。
緊張感溢れて余りない。鬼気迫るとは、こーゆーのを指します。
※俺がリリース直後に買った、これは初めてのジャズ盤(1981)。奇しくも帝王マイルスの復帰作でした。
思い出的にはNHK「ヤングミュージック・ショー」。動くストーンズやデヴィッド・ボウイ、ブライアン・フェリーらを田舎の中高生に伝えてくれました。
あれは77年頃だったろうか。ワタクシ、これを見て卒倒しました。
◆ウェザーリポート ー 十代の町
ドイツはオッフェンバッハにおけるライヴ。俺が見たのもまさにコレ。
なんだこのベースは!
ジャコって実はガチのクリスチャン。この世があんまり辛すぎて、屋根裏部屋で祈ってました。
「どうか神様、私をあの世に連れてってください」
あたかもこれは、ボブ・ディラン「ミスター・タンブリマン」状態。一緒に連れてってくれよという。
あるいはつげ義春の、鳥のアレすかね。写真違いだが。
そろそろ冬ですね。
最後は・・・
ジャコがフレットレスのフェンダージャズベースなら、この人はプレシジョン・ベース。
◆硬い音がタマラナイ、ワイト島におけるデイヴ・ホランド。
7分頃からの彼の“ドゥーン“こそ、俺に言わせりゃThis is ジャズ。キース・ジャレットを巨匠と崇め奉る向きにはこんな事、絶対わっかんねぇだろうなあ。
音は一音一音、文学も一字一字。エレクトリックであろうがアコースティックであろうが。
今日はそんなお話でした。