連投失礼します。前回の続きというか発展形。退化系?
俺は1万円札を「お父さん」、5千円札を「お母さん」、そして千円札を「お子さん」と呼びます。そんな向き多かろう。
しかしてジブラルタル。このプレイは、例えばこんな家庭内のお話じゃないだろうか。
◆ウェザーリポート Giblalter
ウェザーリポートのリーダーはザヴィヌル、すなわちお父さんないしお母さん。しかしこのプレイではジャコこそリーダー。なぜか。
弟くんショーター
「夕方公園に行ったらね、栗を拾ったの。そしたらジャイアンがいて・・・(ToT)」
ザヴィヌル父ちゃんは「うちの子にそんなことしやがって!」そう憤慨しつつも一見冷静。しかしだんだん興奮してくる。
お兄ちゃん・ジャコは、そんな二人の話をじっくり聞いている。「うんうん」とあいづち打ちながら。
時に興奮余りあると「ドゥーん」。それで落ち着かせるが、決して離れない。どこまでも2人と伴走(伴奏)している。
ところがマノロ・バドリーニャとアレックス・アクーニャ、話を聞いてた悪いラテン人(笑)がやって来て、煽ること煽ること。
それがラスト、延々同じリフになり、兄ちゃんジャコは
「そうね、そうだよね」
と。父子家庭あるいは母子家庭において、にいちゃんは。
つまりジャコ・パストリアスは大人であり、優しいのである。このプレイに関しては。
一般にジャズは
「俺の話を聞け!」
であり、ジャコはちゃんと弟ショーターの話を聞いている。それがこんな家族物語に昇華する。
やや、俺は妄想逞しすぎて害を成す、アメリカのQアノンでも日本のネトウヨ でもありません。
音を聴いてたら、そんなストーリーが。つーかこの曲はそういう話でしょう。
俺はね。