今回は節約術の中でも電気代を抑える方法について紹介していきます。
◯電力会社の契約アンペア数を見直す
新築時から60アンペアの契約でしたが、そんなに使わないはず…ということで40アンペアに下げたことで月額の基本料金が624円安くなりました。40アンペアというと、夕飯時に電子レンジ(約11A)、炊飯器(6A)、エアコン2台(8A)、ホットクック(7A)、洗濯機(3A)を同時稼働させても大丈夫なくらいです。
一定の配慮をすれば30A契約でも大丈夫そうですが、妻に反対されて40Aに落ち着きました。ホットプレートを使いだしたりすると30Aでは危ういかもしれません。実家ではホットプレートと電子レンジの同時使用で度々ブレーカーが落ちていました。
ちなみに蓄電池への負荷を考えると長時間大電流を流すのはあまり望ましくなく、家の蓄電池だと30Aまで(自立運転時は20Aまで)で使用するということになっています。
◯エアコンをフル活用する
空間を温める目的であればエアコンに勝る暖房器具は無いと思います。1の電気エネルギーで4〜5の熱エネルギーを作れるヒートポンプの技術を使わない理由が無いのです。
自宅の場合エアコンの電気代は1日300円程度(太陽光発電を使用しない場合)ですが、全く同じ室温上昇効果を電熱線ヒーターで確保しようとすると、極端な話1日1500円かかってしまうということになります。
脱衣所で遠赤外線ヒーターを使うとか、スポット的な場面でエアコン以外を使うのは快適性を確保する観点でありだと思います。ただこういった電熱線ヒーターの類を長時間つけっぱなしにするのは、自分からしてみれば無駄だと思います。
エアコンの唯一の弱点である乾燥が気になる点については加湿器を使うしか無いでしょうね。超音波式の加湿器であれば消費電力10〜20Wなので電気代は気にならないです。超音波式は定期的な清掃をしないと雑菌まみれになりますが。
エアコンと同じように熱源としてヒートポンプを使用するのは洗濯乾燥機、エコキュートがあります。浴室乾燥は多くがヒートポンプでは無いと思うので、洗濯乾燥は洗濯乾燥機で行った方が節電にはなるでしょう。
床暖房もヒートポンプ式のものがあるようです。資金力があれば床暖房も良いですね。自分なら靴下とスリッパでセルフ床暖房にしますが。
ちなみに石油やガスファンヒーターは、換気をしっかりしないといけないので個人的には選択肢にありません。
◯暖房の設定温度を下げる(冷房は上げる)
良く言われる節電術ですが、設定温度を1℃下げるとどの程度節電効果があるかについてはデータソースによってもまちまちな感じがあります。そこで自分でも節電効果を確かめてみました。
とはいっても実際に室温設定を変えて電気代を確認するのは容易では無いので、視点を変えて日々変動する外気温によってどの程度消費電力が左右されるのか確認してみました。
1/1〜3/20の平均気温を横軸に、各日のエアコン消費電力量(AiSEGのデータを参照)を縦軸にしてプロットした結果は以下の通りです。

結構きれいな直線関係になっていることがわかります。ブレの要因としては日によって天候や室内での熱発生量(活動量)が変動するのと、建材の熱容量(蓄熱効果)によって空調負荷に影響を及ぼすこともあると思います。
次に横軸を室温と外気温の差に変換するとグラフは以下のようになります。室温は毎日測定したわけではありませんが、実態も考慮して気温に比例して17〜21℃の間で設定しました。

x切片が4くらいの直線が描けました。これはエアコンを稼働しなくても外気温よりも室温は4℃高くなるということを意味します。現実には気温は変動するのでそう単純にはいきませんが、仮に外気温が16℃均一であれば室温は20℃あたりを推移するのでしょうね。
近似直線の傾きを見ると、1℃の気温差変化で0.8kWh程度の消費電力の変化になっています。
月間なら25kWh程度の節電効果なので、私なりの答えとしては、設定温度を1℃下げると月間の電気代は800円程度下がるということで結論づけておきます。
Googleで検索すると設定温度を1℃下げると10%程度の節電効果があるとのことで、計算結果と大きくは変わらないように思います。この節電効果は家の断熱性能、使用温度帯、エアコン能力といった違いにより変わってくるのだと思います。
今回思ったよりもきれいなグラフが描けて、なかなか興味深い結果となりました。今度夏場の冷房でも同じように調べてみようと思います。
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エアコンの効率を高めるグッズが売られているようです。室外機に直射日光が当たるのを防いだり、上から水をかけても冷房効率が上がると言われますね。
ありがちなのが室外機のすぐ目の前に塀があって、うまく排熱を逃せないこと。自宅は特に住宅密集地なので、日差しはあまり気になりませんが、室外機と塀の間隔が50cmくらいしか無いので残念なところ。排熱が正面じゃなくて側面から出てくれればまだマシな気もするのですが。