季節雲の切れ間から月が輝き優しく照らす。昔見た月の様に綺麗だ。この手に掴み取れそうで何度も腕を伸ばして見た16の春。街のザワメキが心地よく僕は佇んでいた。周りが幼く見えて冷めた瞳を一人していた。居場所が無くて探し求めさ迷った夏。木枯らしに身を任せた秋。凍てつく空と心が閉ざされていった冬。季節が巡り僕はやっと君に出逢えた。もっと早くに巡り逢えていればと何度思った事だろう。この先の季節は君と紡いでいきたい…