更新が遅くなり、大変失礼致しました。
暑いし、ろくな管理職はいないし、こちらを読んで少しでもすっきりしていただけたら幸いです。
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管理職とひと口に言っても、単に残業代が付かない俗に言う「名ばかり管理職」から、数十人の部下を率いる
「上級管理職」までさまざまである。ここで言う“管理職”とは、ある程度の部下を持つ部署、課、グループ、チーム等の長を務める人のことである。
このような管理職の人たちは、たいてい部下達から、「あの人、結構もらってるらしいよ」などと、常にその人の存在価値に対する不当に高い対価(給料)を疑いの眼で見られる立場にあり、「あのくらいもらっていて当然だよね」とか、「もっともらってもおかしくないよね」と言われる人は極めて少ないはずだ。
では、そのような管理職に対する対価、すなわち給料は、本質的に何に対して支払われているのか?
もちろん、個々の持つ実績や専門性に対しても支払われているが、部下達が疑問視するのはそのような部分ではなく(そのような部分から疑問視される低レベルな管理職も存在するが)、主に以下の2点だろう。
能力1. 方向性や方針、選択肢を決定できること。
能力2. 決定したことに対して責任を取れること。
管理職の給料が一般社員より高いのは、この2つの能力を兼ね備えているという前提であるはずで、これらが欠けているようであれば、管理職の資格は無いと言っても過言ではない。
そして、この2つがある程度できている管理職(すなわち上司)であれば、部下からその管理職に対する対価(給料)を疑問視されることはあまり無いはずだ。
ところが、いつまでたってもプレーヤー気取りで部下をパシリのようにこき使ったり、自分の小心さや優柔不断を棚に上げてもっともらしく会議ばかりしてみたり、はたまた会議で何らかの決定が下されればまだましであるが、結局何も決められない管理職が多いのが実態だ。そして、なぜか最近このような話を耳にすることが多い(何か新種の病気でも蔓延しているのだろうか?)。
これら2つの能力を発揮できるからこそ管理職なのであって、これらができないのであれば、部下達から「あいつもコスト削減対象だろ」と言われても仕方がない。なぜなら、意思決定や責任については、多くの場合がその性質や立場上、管理職が負うべきものだからである。
ビジネスにおける手法やアイデア、見た目やイメージを必要以上に触りたがる管理職をよく見掛けるが、最も現場を理解している実務担当者のモチベーションを下げるケースが少なくないし、そもそもそのようなお触りは本質的な管理職の仕事ではないので、どこかのお店でやって欲しい。
そして、今日もビジネスを推進できない、責任を取れない管理職のせいで、男性社員が酒をあおり、
女性社員の肌が荒れるのである。
一般社員は皆思っているだろう、「さっさと決めて、あとは責任とってくれれば、それでいいから!」と。
「それさえちゃんとやってくれれば、17時に帰ってくれていいから!」と。さらに、彼らがさっさと決断して責任に対して腹をくくり、劇的に会議を減らしたら、どれだけの余裕が出るだろうか。
とにかく、これら2つの能力に対する潜在的な自分の不安を解消するために、部下を振り回したり、部下を拘束したり、部下の仕事を増やしたりするテロ行為は明日からすぐに止めて欲しい。
それができないのなら、せめて気前良くなったらどうだ?出張土産の菓子などいらないから。
と締め括ろうとしたが、大事な能力、というか管理職の使命をひとつ忘れていたので、これで結ばせていただく。
能力3. ちゃんと働かない社員を適切に叱責できること。
おわり。