仕事で、生活保護の人と同席した。
自分も金持ちでないし、明日はわが身だけど、その爺さんは延々と、今の自分の境遇について不満を言っていた。
戦争にまで行って、軍隊で殴られたりして苦労して・・・
俺にはもう時間がない・・・
気持ちは分かるけどね・・・
かつて皇軍(天皇の軍隊)といわれ、米軍に恐れられた軍隊の、生き残りのなれの果てが、こうなのか。
自分も、かつては軍隊のような所にいた。
メチャクチャ厳しかった。
自分の発言、行動1つで、部隊の仲間の命を奪ってしまうことも有り得ると、教えられた。
どうして、この人は「私は、現代の若者には出来もしない形で、国に対して義務を果たしたんだ」そう胸を張って、いえないのか。
神がいるとして、神は役に立たないバカな羊だけが増えることを、望むだろうか。
死んだ後の世界があるとしたら、こういったヘタレを雇ってくれる神など、何処にもいないだろう。
老兵は死なず、ただ消え去るのみ・・・
そうありたいと、その人を見て思った。