【ワシントン時事】オバマ米大統領は23日、年末に期限切れとなる社会保障税減税の延長法案に署名、同法が成立した。景気に悪影響を及ぼしかねない新年からの「増税」は回避された。大統領は署名後に声明を発表し、「平均的な1家族当たり(年間)約1000ドルの減税が維持された」と述べ、合意にこぎつけた議会に謝意を示した。上下両院は同日午前にそれぞれ同法案を可決していた。
減税延長法は期間2カ月。長期失業者に対する失業保険給付措置の延長も含む。民主、共和は2012年末までの減税延長をめぐり年明けから交渉を開始するが、11月の大統領選挙を控え、財源をめぐる対立がこれまで以上に激化する見通しで、交渉は難航しそうだ。