<金総書記死去>韓国、弔意問題で苦慮 政治対立に発展か | darkpotのブログ

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 【ソウル澤田克己】韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権が、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に対する弔意表明を巡って難しい判断を迫られている。対北朝鮮包容政策を取った金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両政権の関係者らが弔問団派遣に前向きな一方、保守派は強く反発。韓国内で深刻な政治的対立に発展する可能性が高く、来春の総選挙にまで影響を与えかねないからだ。 

韓国メディアによると、00年に金総書記と首脳会談を行った金大中元大統領の李姫鎬(イ・ヒホ)夫人は、元大統領の葬儀(09年)に北朝鮮が弔問団を送ったことから「弔問するのが道理だ」として自身が弔問する意向を表明している。元大統領側近だった朴智元(パク・チウォン)議員も「朝鮮半島の緊張を緩和するためにも派遣すべきだ」と主張した。

 北朝鮮は09年に自殺した盧前大統領の葬儀には弔電を送ってきており、前大統領側近らが集まる盧武鉉財団も北朝鮮に弔電を送ることに前向きだ。一方、韓国統一省報道官は19日の会見で、弔問問題については「何も決まっていない。関係省庁で協議中だ」と口を濁した。

 一方、政界の反応は複雑で保守与党からも理解を示す声がある。ハンナラ党の元喜龍(ウォン・ヒリョン)前最高委員は毎日新聞に、「無制限に許可することはできないが、李姫鎬夫人が行くというなら止めるべきではない」と話した。

 94年に金日成(キム・イルソン)主席が死去した際にも、韓国では弔問団派遣を巡って保守派と進歩派が対立した。当時の金泳三(キム・ヨンサム)政権は結局、派遣を許可せず、北朝鮮側が猛反発。南北関係はその後、数年間停滞した。

 北朝鮮は「外国からの弔問を受けない」と発表しているが、韓国は「外国」には当たらないと見られている。北朝鮮は金主席死去時も、外国からの弔問を受けないとしていた。