薄茶器としての「棗」は、村田珠光の時代の塗師・羽田五郎が作ったとされています。

 

 利休以前の棗形を「昔形」と呼び、その中でも竹の茶桶(さつう)形で、底が丸く、切合わせの下が朱塗りのものを「昔棗 珠光好」とか「珠光棗」と呼びます。

 

 棗の最初としてとりあげられる昔棗ですが、本歌は伝わっておらず、また、薄茶器として使われていたのではなく花入としても使われていたともいわれ(ちょっと考えられないのですが)、実在を疑う人もいます。

 

 これは、先日掲出した「三脚盆」なども同じで、本歌が存在しません。

 

 この頃に古い形とされた茶桶形のものの珠光が好んだと伝わる形を昔棗珠光好とか珠光棗と呼ぶようになったのではないかと考えたりもします。

 

 さて、月桑庵の棗コレクション、残す所

 

・尻張棗

・白粉解棗

・寸切

 

 の三つになりました。

 

 いやー、地道に買い集めただけあって、種類だけは豊富な月桑庵ですねw

 

■中棗(13)
■小平棗(3)
■平棗(1)
■大平棗(1)
■大棗(1)
■小棗(1)
■長棗(1)
■金輪寺棗(1)
■碁笥棗(1)
■老松割蓋茶器(1)
■御所籠棗(1)
■中次(1)
■面中次(1)
■瓢中次(1)
■吹雪(2)

■丸棗(1)
■茶桶棗(1)
■薬器(1)
■仏器(1)
■帽子棗(1)
■梅形茶器(1)

■阿古陀茶器(1)
■河太郎棗(1)
■鮟鱇棗(1)
■昔棗(1)
■甲赤棗(1)
■胴張棗(1)
■苫屋棗(1)

 

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「抹茶は甘い飲み物です」

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 お抹茶に抱くイメージってどんなものがありますか?
 お茶会ってどんなところでしょ?
 茶道ってどんなことしてるんでしょ?

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 実は、お茶会って愉(たの)しいところなんです!

 一般的なイメージだとしゃべっちゃいけないみたいな感じですかね?

 でも、本当はそんなことなくて、正客と亭主の会話の邪魔をしなければ、話していいんですよ。雑談はダメですけどネ(笑)

 そして、抹茶はとても甘い物なんです。

 苦い抹茶は「安い抹茶」とか「点てる人が下手」ということ。上手な人は甘い抹茶を点てられます。

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。

 月桑茶道教室では、そうしたお茶会へ行くための心構えや喫(の)み方、お菓子の頂き方など、様々なシチュエーションで体験いただけます。

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 コロナ対策は手洗いの徹底、マスクの着用にて各自お願いいたします。当日発熱の方はご参加をお断りすることがございます。予めご了承ください。
 

 10月2日は旧暦九月七日。重陽の節供と三の月が近いですので、そちらの設えをいたします。

 

 会終了後のおしのぎがございます。

 お時間の許す方はお召し上がりくださいm(_ _)m

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 濃茶 
 薄茶 


 定員4名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和4年10月2日(日)
 濃茶:13:00~14:30
 薄茶:15:00~16:30
 

 開始15分前までにお越しください。
 時間はあくまで目安です。時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。簡単な酒席がございます。
 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。
 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 
 

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■会費
 5000円(濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
 

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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください

 先日の日曜日はお茶会へ行こうでした。

 月見月間だったので、レポートが遅くなりまして、すみません!

 

 お客様はお一人。弟子も一人というこじんまりとした会になりました。

 鱗餅は10個からしか作っていただけないので大量に余ってしまいましたよ(美味しくいただきましたけどw)。

 

 普段の月はともかく、月見のときは少ないの困っちゃいますねぇ^_^;

 今回は石州好みを盛り込んで、できれば茶入も石州の好みの仕覆にしたかったのですが、石州好みの仕覆って……と調べても、よくわからないですね。

 奈良肩衝の仕覆で白茶銀襴が石州好とありますので、奈良肩衝を手に入れるのがいいのかしら?なんてw

 茶入はやはり仕覆が命ですよねぇ~。

 

令和四年八月十六日 壬寅己酉丁卯

 

床 軸  「玉斧修成月」服部南郭筆
  花入 黒竹 砧形籠
  花  季のもの

 

釜 南瓜釜 南瓜風炉
 敷瓦 雪華文 丸瓦 市川博一作 鬼佛庵楽生贈

 

濃茶
棚 隅切棚 石州好
  水指 朝鮮唐津 武村利左衛門作
  茶器 京瀬戸 茄子 桶谷定一作
  飾棗 真塗 糸目爪紅吹雪 石州好
  茶盌 井戸 林紅陽作 橋本紹尚銘「無事是貴人」 拙銘 秋茜
  茶杓  安住楽風作 片桐石州『松右衛門佐様』写 銘『不知火』
   建水 丹波 棒先 杉原祥公作
   蓋置 皺竹 無節
 菓子器  飴釉 陶函喰籠 吉村楽入作
 菓子司  鱗餅 大阪今橋 鶴屋八幡
 御 茶  神楽殿 京都宇治 山政小山園詰

 

薄茶
棚 吉野棚 裏千家圓能斎好
  水指  鼠志野 筒 作「月二芒」
  茶器  沈黒老松彫白中棗 谷川真斎作
  茶盌  主 能古 高浜喆山作 銘「若紫」
      「手に摘みていつしかも見む紫の
       ねにかよひける野辺の若草」源氏物語
      次 大阪萩 紀州写 味舌隆司作
     替 紀州焼 庚辰 葵窯造
        久屋大黒堂十九代永田日照還暦祝
        歌銘 村雨の露もまだひぬ真木の葉に
           霧立ちのぼる秋の夕暮れ 寂蓮法師
  茶杓  安住樂風作 教授八種より下節
   建水 唐銅 餌畚 黒瀬宗康作
   蓋置 武蔵野 乾山写 加賀瑞山作
 菓子器  朱塗 三脚盆 利休好写 木下昭斎作
 菓子司  白桃ゴーフル 播州神戸 神戸凮月堂
      軽羹     薩州   明石屋
      和三盆糖   讃州   ばいこう堂
 御 茶  四方の薫 山城宇治 山政小山園詰
                  以上

 本日は旧暦八月廿日、壬寅己酉辛未。

 

 十三夜から始まった月見の宴も最終夜です。

 旧暦八月二十日。更待です。

  夜更けに昇る月だから「更待(ふけまち)」。

 だいたい夜10時ごろだそうです。

  なので、宵闇月ともいうんだとか。

 今日は早めに切り上げて、夜道を月に照らされて帰途についてはいかがでしょう?^^

 禅語には「更待何時(さらにいずれのときをかまたん)」というのがありますが、月の出を待つ心境にピッタリ?(笑)

 

 更待を詠んだ歌を探してみましょうか★彡

 本日は旧暦八月十九日。壬寅己酉庚午。

 

 月を待つのに臥して待つから「臥待(ふしまち)」です。横になって待たないとならないくらい月の出は遅いので、だらだらと飲みながら月を待つことになるからだそうで。

 

 待っている間に寝てしまうので「寝待(ねまち)」ともいうそうですよ。

 

 十三夜からはじまった月見の宴、今日で七日目。そろそろ休肝日がほしいところでしょうか(笑)

 

 臥待は、十九日以後にも使われることもあるそうです。

 

 君をのみ起ふしまちの月かげは
 やちよもこゝに有明をせよ(古今和歌六帖 五雑思)

 

 やはり月見には和歌が似合いますね♪