というTweetに対して

 

 

 というお返事をいただきました。

 確かに、茶券方式になってから、水屋に伺って、次第の拝見をすることが皆無になっています。

 

 というか、次第拝見の見料を水屋見舞というということを知らないのかも?と思い至った次第。

 

 私は弟子に茶会へ伺うときは「薄くて軽いものを差し入れなさい」と言っています。これは、見料(お茶券と同額以上)ではなく、気持ち程度の金額ということです。

 

 

 

 ということも考えられるのだそうですが、元々茶会というのは、呼びつ呼ばれつという関係で、お金で支払うということがなかったものが、江戸時代にはお金で支払うことも増えていったそうです(不昧公が表千家の茶会=茶事が高い!と愚痴る消息を残しています)。

 

 いつしか、次第(箱書きなど)を待合の床に飾るようになって、水屋での次第拝見が廃れたのか、次第拝見が廃れたから待合の床や袖(脇書院)などに飾るようになったのか……どちらなんでしょうね。

 

 簿外金というのは、帳簿につけないお金のこと。

 明朗会計ではない心積もりで金額を支払うことを仰っているのかと思います。

 

 驚いたのはこちら

 

 

 これは、明らかに正客が下手(げて)ですね。

 

 次第は、茶席がお開きになってから見せてもらうもの。だからこそ、次第拝見は水屋の玄関口でするんです(上がり込まない)。

 

 なんでも薬缶を持ってこさせたらしいですよ(ぉぃぉぃ

 

 水屋見舞のお菓子、私はなくなって欲しいと思います。

 本日は旧暦八月七日。上弦の月。

 

 上弦の月とは月入りのとき弓を張ったような形に見えるところからで、上の弓張りとも呼ばれるようになりました。

 

 また、支那では、玉鉤とも呼ばれ、これは古代中国で、儀式の時に革帯をとめるのに用いた、弧状にまがって、背部に革帯をとめる装置のあるもののことで、丁度上弦の月のようであることから七日月のことを言うようになったものです。

 

 本来は、毎月の七日月のことですが、特に仲秋は美しい月であることから、陰暦八月の七日月を指して「玉鉤」と呼んだようです。

 

 この日の軸としては『万里無雲弧月円』などは如何でしょう?

 茶の湯における物語とは、「主題との関連性」または「その道具の使われた理由」のことです。


 勘違いをしている人が多いですが、由来があり次第が整った伝来の道具が並んだり、高額な茶道具が並ぶような茶会がいい茶席ではありません。


 趣向にあった道具が並び、亭主と客で問答し、笑顔で帰っていただける茶席がいい茶席です。


 では、どういう物語をつけたらいいのか?


 物語には難解なものと明解なものを用意するといいでしょう。


 例えば軸が「彩鳳舞丹霄」ならば、鳳凰、日輪、空というテーマがあります。


 鳳凰は鳥。鶏、酉でもありですね。


 日輪ならば円相や丸、赤(朱)、棗なら赤の丸棗(日の丸棗)などが使えます。


 空はこの場合、日の出を意味しているので、朝焼けのようなものや、朝日焼を持ってくるということも面白いです。


 産地・材質・形・名称・作家名・銘といったいずれかにテーマに関係した物が入っていれば物語があるということになります。


 気づきにくいのが作家名や種別で、特に漢字の一部というような物語の付け方は馴れていない人には難しい部類になりますでしょうか。


 斛珠という漢字は「角斗王朱」と分解出来ます。瀬という漢字は「氵(水)束頁」に分解出来ます。


 ここに気付けるようになると、中級者ですね!

 土・日・月(祝)と、三日間集中稽古(お弟子さんたちは分散していらっしゃいましたが)でした。

 

 土曜日は宗靜先生、日曜日は石井さん、月曜日は小林さんと宗靜先生。

 

 日曜日は王仁ちゃんもいらっしゃって、お点前してみる?と言ったら「え?いいんですか!?」ということで、見せていただきました。

 

 そんな充実した三日間だったのですが、私の中ではまだ、道具組みが終わっておりません。

 

 菓子器がしっくり来ていなかったのです。

 

 さまざまな菓子器を見てもピンっと来ない。

 

 吉村楽入さんの喰籠(武蔵野)は蓋置と重なるのでNG。

 

 物語がそぐわない道具しか家にはないんですよねぇ。

 

 そんな中、面白い喰籠を見つけました。

 

 どうやら宋胡録の写のようです。

 

 入札し、落札!

 

 今日にも支払いを済ませて、手配をしたいと思います。

 

 写真で見る限り、ピッタリ!な雰囲気です。

 

 物語も付けられましたし、有栖川文様のような宋胡録っぽい文様も素敵です。しかも、金接がされていて、大事にされてきた一品であることも分かります。

 

 恐らくこれで、道具組みもバッチリ!
 

 さあ、あとは、チェックリストをつくって、持っていく物を確認しなくてはですね。金曜日は有休もいただけたことですしね!

 

 10月1日(日)のお茶会が愉しみです。

 
 

 

板橋区文化連主催の板橋区文化祭にて板橋区茶華道連盟のお茶会・花展が催されます。

 

令和5年9月30日 (土)・10月1日(日)の両日です。

 

本年は10/1に私もお席を持つことになりました。この機会に是非都流をご覧いただきたいと思います。

 

茶券は前売り券(三席券)が三千円です。

皆様のご参加お待ちしております。

 

・広間席
 9/30 表千家 野澤宗美 10/1 表千家 切田宗順

 

・青渕亭(六畳)8〜10名

 9/30 裏千家 奥長宗惠 10/1 表千家 平澤宗光(公募席)

・洗心庵(四畳半)7〜8名
 9/30 江戸千家 武井宗房 10/1 都流 内田宗地

 

席入は3時半最終ですが、各部屋の受付は早く終わりになる可能性もございます。また、茶席はすべて入れるとは限りません。予めご了承のほど宜しくお願いいたします。

 

お問い合わせ先
darkpent●gmail.com
●を@に変えてお送りください。