濃茶席の正伝庵を辞しまして、次は薄茶席の十方庵。
こちらは書院。そこにデデーン!と宗徧流正伝庵さんの立礼卓。
これは表千家の末広棚に似ていますが、膝丈までしかない独自の棚物で、私の大好きな棚です。御家元のお姉様が席主です。
真塗りの末広の立礼卓に華やかさを添えるのは、砂金袋水指。松喰鶴の図案で、袋の襞には唐草文。
はてさてどういう趣向かな?と思っていると、群鶴の高坏に鶴と松の干菓子。
え? 鶴に鶴に鶴?!
目を凝らしてみれば、蓋置は南鐐の鶴の丸(二羽の鶴が互い違いになっているもの、向き合っているのは対鶴)。
やられたーーーーw
棗は盛り蒔絵の海老。形は「碁笥」とのことなのですが、形としては「尻張」にしか見えないのが不思議でした。
茶杓は宗徧(使ったのは違う茶杓)。
時代のいい色をしているんですが、筒が特に面白く、口が曲がっているんですよw しかも胡麻筒。珍しすぎます。
床は例年の飾りで軸が……覚えきれないほど長い禅語w(ぉぃ
建水の鈴(りん/仏具の鳴り物の一。鐘)が面白かったです。これは砂張で、物凄く上品。うっとりするほど滑らかな砂張ですが、あれ、口のところ指をすべらせたら切れそうですwww
主茶盌も鶴。立鶴の「古曽部」。
時代のもので、まぁ、軽い軽い。薄造りなため、熱がダイレクトに手に感じられるのが困り物で「裂をお使いください」とのことなので、古帛紗を使わせていただきました。
本当に見事な古曽部で、私も古曽部が欲しくなりました!
飽きがこないように、連客の茶盌も全て違うもの。やっぱり私も6月の茶会、お題持っていくかなぁ……ああいうのいいよな、やっぱり。
帰りに、王仁ちゃんのリクエストでジェラートを食べて、帰りました。