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仕覆はよく見えませんが、茶入は蛙目【がいろめ】がたくさんでている面白い信楽です。
残念ながら今井桂秋という作家さんのことは全くわからなかったのですが、これはいい茶入だと思います。
沢山の蛙目がでているので「百目」で「とどめ」としようかと思ったのですが、「百眼」もありだな……と。
百眼というのは南宋を滅ぼしたモンゴルの猛将バヤンの漢訳で、「百の眼怪物が宋を滅ぼす」という予言があったと言われています。
また、百眼というのは「孔雀の羽根」の逸話がギリシャにあり、孔雀の羽根模様は「ピーコックアイ」とも呼ばれています。これはアルゴスという巨人が百の目を持っていて眠らない巨人とされていたのが、ヘルメスに殺されてしまったため、ヘラがその目を御使いの孔雀の尾羽根に飾ったという伝説から来ているんですね。
孔雀は鳳凰のモデルでもあり、地上の鳳凰ともいわれます。
孔雀の羽は「孔雀翎(くじゃくれい)」または「雀翎(じゃくれい)」と呼ばれます。
さて、皆様ならどれを付けますか?
こちらは今年は使いませんが、来年の六月の霙点前で、手桶水指を用いる際に合わせようと思います。
