硯屏とは「硯の中に埃などが入らないようにするための陶磁器や玉などで作られた屏風」のこと。
文房四宝には含まれないのですが、書院に飾り付けることがあります。
そこからでた扱いなのでしょうか、遠州流さんでは、別途蓋置を用意して柄杓掛けとして用いています。相性のいい道具は「墨台」でしょうかね?^^
点前としては炉の一つ置きに多いようで、それなら台目の二つ飾り(水指を右側に持ってくる)に最適なんじゃなかろうかと(当流では台目でも一つ置き=中央なので)。
ちなみに、蓋を置くときは硯屏を倒してその上に置くのだそうですよ。
やったことがないので実践してみようかと上の硯屏を稽古用に落札しました。
まだ大分先ではありますが、炉の台目棚(葭棚)のときが楽しみでなりません♪