入手経路:ヤフオク
価格:★★★

 飛騨の一位一刀彫の小坂礼之(二代・哲人)作の茶杓ですが、一位ではなく、梅の茶杓です。

 この方は茶道具研究の宗和会に参加されている方で、一位に限らず指物をされるようですね。

 神代とあるので埋れ木なのか?と調べましたが、神代梅というものはないようで、この神代が何を意味するのか分かりませんでしたが、銘ということはないと思います。

 おそらく、禅昌寺の勅使手植えの「ゆかりの梅」の枝で作られたのか、はたまた岡山の神代梅の里の梅の枝なのか……飛騨の梅と信じましょう!(笑)

 さて、銘ですが、飛騨の梅杓ということで、飛騨の歌人・姉小路基綱の詠んだ梅の歌から銘を引きたいと思います。

 探しましたところ、次の歌から引くことに決定!

水のあわにきえぬ色香やうかぶらむ
落ちても梅の花の下風
 飛騨国司 姉小路基綱 卑懐集之外より

 では何処を引きましょう?

「水泡」? 「落梅」?

 答え合わせは来年の初釜で(笑)

 これで、木地八種は榊・松・梅の三種となりました!