先日の板橋文化祭茶会で、お客様が仰っていたことがずっと耳に残っているのですが、「厳粛なお茶会もいいのだけれど、こんなに愉しいお茶会を開いていただければ、きっと茶道人口がまた増えます。また来年も愉しみにしております」というお言葉。
これは、勿論リップサービスも含まれているでしょうが、本音が垣間見える気がいたします。
というのは「茶道人口が減っている」という危惧は、指導者全員の共通認識だからです。
厳粛な茶会というのは、本来の茶道とは関わりないことだと思います。
というのは、茶の湯は問答ですし、客同士の会話というものも花を添えるものであるからです(主客の問答を邪魔しない程度ならば)。
つまり、シーーーーンとしてなきゃいけない場面ってほとんど無いってことなんですよ。
で、厳粛でない茶会というのはカジュアルか?というとそんなことはない訳です。
これは話芸の一種のようなものなので、それこそ噺家の親戚って話になっていく訳ですけれども、ハードルを下げるのはカジュアル化では決して無いことだけははっきりしています。
大切なのは、「未経験者に愉しさをわかりやすく伝える」ということなんですね。
勉強すれば分かる、体験すれば分かる、では駄目で、お茶会に来てもらうためにはどうしたらいいか?なんですよね。
当日券も大事ですが、もっとネット告知やネットでもチケット販売などに力を入れていく必要があるでしょうね。
ただし、ネット申し込みだけにしてしまうのも駄目だと思いますが。
茶道人口を広げて、次世代に正しいことを伝えるためには、「なりふり構わず、愉しさをアピールする」事が大事ですね!