平穂でなかなか上手く点てられず、試行錯誤しているのですが、先日の稽古で、打開策が成功しました。
穂数をば変へなば変へよ点て方も
ひとへに同じと思ふはあやまり
いままでは大荒穂の点て方で点てて居たのですがどうにもダマというか、粗いところが残り、使いこなせていない感がありました。
そこで、五服点てと同じように茶筅を廻しながら円を描くように点ててみました。
これは、大黒の見込みにある筋と同じ模様が濃茶に浮かび上がります。きっと、利休はこの点て方を紹鷗がしているのをみていたのではないでしょうか。
ねじり込むようなうねり模様は亭主だけの愉しみですが(笑)
このときは小倉山で点てたのですけれども、「これ、小倉山だよねぇ?」と宗靜先生と二人で顔を見合わせる始末。
昔の点て方では、小倉山の味を引き出せていなかったのだなぁ……と、感嘆仕切り。
神楽殿に助けられてきた十年。
コレからは、もう一つ上の上手さを目指します。