月桑庵では、お稽古の準備から片付けまでをお弟子さんに、やってもらいます。


 これは、近年の茶道教室ではあまりないことだそうですが、だから、物を知らない門人が増えたのだろうなぁ〜と思っています。


 茶道において、大変なのは【準備】と【後片付け】なんですね。


 昨日も、一人で茶道具を仕舞い、懐石家具を片付けました。


 一週間干した懐石家具を一つ一つ乾拭きしながら、和紙と鬱金布で包み、木箱のあるものは木箱へ、ないものはダンボール箱に仕舞います。


 箱に入れたら所定の場所に片付けていきます。


 この所定の場所というのが大事で、毎回同じ場所にしまうことをやらないと、何処に道具が行ったかわからなくなります(笑)


 よく片付けで「仕舞うところがない」といって散らかるケースがありますが、それは仕舞う所定の場所に別のものを置き始めて、片付ける場所が埋まってしまうから起こるんですね。←私の場合は仕舞う場所が定まらなくて出しっぱなしにしてること多いですが


 私はできる限り、木箱で買うことにしていますが、付いていないものも多いので、ダンボールで箱を作るようにしています。


 これは出しても箱を置いておけば、仕舞う場所が無くならないからです。


 昨日も、煎茶の棚物と思われる黒塗爪紅竹柱三重棚を仕舞うダンボール箱を作成。日本手拭で包んで、仕舞いました♪


 茶盌や水指、建水に蓋置。

 茶入や薄茶器、菓子器も仕舞います。


 懐石家具は、通盆一双、脇引盆一双、飯椀五客、汁椀五客、煮物椀五客、小吸物椀五客、湯桶、飯器、杓文字、屠蘇器(屠蘇盆、銚子、盃台、引盃五客)、宗和膳を片付けました。


 残るは燗鍋と釜、炉椽です。


 こちらは今度の土日で、準備とともにやりたいと想います。


 この準備と片付けが一人で黙々とやらなければいけないため、私は苦手でして、Twitterのスペースでスペシャル番組として、お喋りしながらやってます(笑)


 今度ツイキャスで部屋の定点映像とラジオ配信のコラボで、流してみようかな?(笑)


 準備と片付けの大変さ、分かってもらえるかも?(笑)