墨東清友館・菊池商店さんから秋のカタログが届きました。何かないかなー?と探していましたら、母が「これいいんじゃない?」と言いまして、購入を決定。

 三足高坏盆は茶道要録に記述がある利休好みの干菓子器で、これについての逸話などの詳細は記されていないそうです。本歌は現存していません。

 ただ、江戸時代に写しとして作られた五代中村宗哲の作品が現存しており、それが数年前に松屋銀座で催された「利休のかたち」展に出品されていたそうですよ!

 また、『茶道筌諦』には「三脚盆 利休形、朱畳付黒」とあり、利休好ではなく、千家好(一般に利休形というのは本歌が現存していない場合、千家好である場合がある=懐石膳など)なのかも知れません。

 古くは菓子器として広く使われていたものだそうです。

 高坏は五寸以上のものが貴人用とされ、これを「高坏」、五寸以下のものが貴人以外にも用いられ、こちらを「高坏盆」と呼び分けます。

 形状としては、一足が多く、三足もこの利休形以外にも様々な形があるようです。こうしたものも少しずつ入手していきたいですね!