本日は旧暦八月十四日、壬寅己酉乙丑。


 仲秋の名月の一つである「待宵」です。
 幾(ほとん)ど望月という意味で「幾望」ともいいます。

 翌日の十五夜の月を待つ宵の意味で、小望月とも言います。月見は十三夜からはじまりますが、特別に名前がついているのは十四夜からで、平家物語の巻第五に「待宵の小侍従という女房も……」という文も見えます。


 特に何がある訳でもありませんが、昨日から始まった月見の宴は、二十日の二十夜まで続きます。

 日本人宴会大好きだったんですねぇ(笑)

 名月の御軸は明日「中秋の名月」に譲ります。
 

 

 待つ宵に 更けゆく鐘の 声聞けば

 飽かぬ別れの 鳥は物かは(小侍従)

 

 新古今和歌集 恋三 1191番