昨日はお稽古日でして、お弟子さんが見えました。


 四月に入門されて四ヶ月。

 ようやく支度にも慣れ、割稽古から通し稽古に移りました。


 さて、これからが難しいのです。


 稽古を通じて何を伝えていくか。

 言動や指導方法の中に何を織り込んでいくか。


 基本としては「稽古とはいにしえからの教えの隅々まで考えを巡らすこと」ではあるのですが、私は「茶道はお茶が美味しいことが第一義」を忘れずにいてほしいと思っています。


 そして、全ての所作に「美味しいお茶を点てるために最適化された合理的な理由がある」ことを自覚してもらいたいのです。


 例えば薄茶は茶の量が少ないので、抹茶の上からお湯が掛かってもダマにはなりにくいのです。


 しかし、それは泡立てる流派にだけ通じるもので、あまり泡を立てないor全く泡を立てない流派とは違うことを念頭に置かなければなりません。


 私は薄茶は濃茶の練習と考えているので、抹茶への湯の注ぎ方が雑ではいけませんね。


 美味しい濃茶を煉るために、薄茶の所作もしっかりいたしましょう♪