初釜の話をたくさん伺う中、我が道を行く月桑庵は師走の茶事体験教室です(笑)

 

 今年も蕎麦懐石の研究というか、実験的な会ですね!

 

 前に入門体験にいらしたAさんと常連さんお二人をお迎えしての体験教室となりました。

 

 お正客さまより、建水の選び方に感心いただき、とある方から「建水大尽」とあだ名されていることをお伝えしましたら、納得されてらっしゃいました。

 

 どんなに他の道具が良くても、建水・蓋置に気が回らない人は茶人としてまだまだだと私は考えていて、私自身はまだまだつたないまでもなんとか客を愉しませる工夫として建水は特に気にしていることをお伝えしました。

 

 可哀想な息子は、スキー教室がなくなって家でお茶事の手伝いでした(笑) さすが門前の小僧習わぬ経を読むってやつですね。

 

 それでは献立と道具組みです。

 

令和4年1月23日 晩冬
令和辛丑年辛丑月丙子日
 
蕎麦懐石
飯椀  茶そば
汁椀  めんつゆ
向附  雲丹
煮物椀 鴨南蛮
揚物  天麩羅 大根おろし
強肴  大根・ビーツ・人参の焚合せ
進肴  出石蕎麦
八寸  牛肉のロースト 海鞘の煮切
 
 軸   無事是貴人 佛通寺管長 藤井虎山筆
  花入 赤楽 四方蹲 拙作
  花  姫侘助
 
 釜 広口政所釜 佐藤浄清作
  炉椽 赤松皮張木地
 
 棚 都棚 笠井宗裕贈
  水指  織部 平 加東五陶作 笠井宗裕贈
  茶器  南京赤絵 時代物 仕覆 長楽寺裂
       髙信青年預かりの品
  飾棗  甲赤 常叟好
  茶盌  主 黒楽 長次郎大黒写 佐々木昭楽作 銘『皮屋』
      替 神懸 飴釉白流 室井香悦作 銘『白熊』
  茶杓  先代家元・荒木宗仙作 銘「老松」
   建水 信楽 三筋波 宝悦作
   蓋置 竹 中節
 菓子器  柿合 椽高
 菓子司  雪鱗 大阪今橋 鶴屋八幡
 御 茶  神楽殿 城州宇治 山政小山園詰
 
棚 短冊箪笥 溜塗筋目 笠井宗裕贈
   大板 柿合 如心斎好
  水指  織部 竹形 山口錠鉄作
  茶器 老松棗 覚々斎好 中村宗悦作
       髙信青年預かりの品
  茶盌  主 玉取龍 筒 吉田多年作
      次 鳥の子手 筒 原祥雲作
      替 乾山写 猫柳絵塩笥 田中渓峰作
      替 かせ釉 黒楽 吉村楽入作
      替 粉引 半筒 和田厚作
      替 赤楽 繁雪に猪 筒 八坂焼
      替 飴釉 筒 佐々木松楽作 田坂宗津遺愛品
  茶杓  安住樂風作 古田織部宗句参写 銘「更参」
   建水 伊羅保 餌畚 小倉亨作
   蓋置 唐銅 火舎 長谷川雅山作 銘「六瓢」
 菓子器  鎌倉彫 朱塗丸盆 鬼佛庵贈
 菓子司  うすべに 洛内下京 末富
      野菜   羽州山形 芭蕉庵
      ひねり鶏卵素麺 筑前福岡 松屋利右衛門
 御茶   四方の薫 城州宇治 山政小山園詰