昨日は新暦の3月3日。
世の中はひな祭りで賑わっていたのではないでしょうか。
毎年この時期になると「桃も咲かずに桃の節供か」とひとりごちております(笑)
桃の花の開花時期は3月下旬~4月上旬。
だから、地方では「月遅れ」でひな祭りを行う地域があります。
新暦では「季節感がおかしい」からです。
前にも月遅れと旧暦の違いは説明させていただいていますが、もう一度おさらいしておきましょう。
月遅れというのは、明治時代に始まった風習です。
それまでは日本は太陰暦しかなかったため、季節が狂うことはあまりありませんでした。
しかし、明治政府が導入した太陽暦とそれまで使われていた太陰暦は大きく異なります。
なにせ、明治五年十二月二日の翌日が明治6年1月1日です。
一ヶ月以上ずれる事があるわけでです。
そのまま太陰暦を使い続けた地域と、新暦に改めたけれど、季節感を合わせて月遅れにした地域が生まれました。
太陰暦が旧暦と呼ばれるようになって以後、旧節供(旧上巳、旧端午)などと呼ばれるようになり、お盆も「旧盆」と呼ばれるようになりました。
これに対し、新暦でありながら旧暦にできるだけ添わせたものは「月遅れ」と呼ばれるようになった訳です。
ただ、新暦の盆は、新盆と言わないので気をつけてくださいね。
新盆(にいぼん)というのは、故人が亡くなった後、初めて迎えるお盆のことですから、新暦盆と言わないと何を言ってるんだ?と思われてしまいます。
月桑庵では旧暦で節供を行いますので、上巳の節供はまだまだ先のお話です♪