三冬枯木花 さんとうこぼくのはな
出典 虚堂録(巻一)
原文 三冬枯木花 九夏寒巖雪 さんとうこぼくのはな きゅうかげんかんのゆき
三冬とは、初冬・盛冬・晩冬(または孟冬・仲冬・季冬)のこと。
つまり、冬全体を表します。
九夏とは、夏の九十日間のこと。
つまり、夏全体を表します。
「冬に枯れ木に花が咲く準備をしており、夏に寒い巌の上に雪が積もことを思う」という意味になります。
季節感が狂ってるということではなく、枯れ木に見えるものも、冬だから葉と花がないだけであり、春になれば花が咲く、暑い盛りの巌の上も冬になれば雪が積もる。つまり、今というときだけを見つめるのではなく、我を解き放つことで、悟りの境地に到れるのだ……という教えですね。
冬の中にこそ春がある……簡単に言うとそういうことですね^^