現在は、玄猪以降の炉開きが一般的ですが、これは江戸期に広まった風習であり、利休時代には「柚子の色づく頃」とされていました。
柚子の色づく頃というのは「晩秋~初冬」のことで、特に晩秋の後半である「霜降」~初冬の前半の「立冬」のこととされます。
今は霜降のころ行われるのが「名残り」で、立冬のころに行われるのが「炉開き」となっています。時期が昔とは違っているんだなぁ……という感じでしょうか。
玄猪は旧暦十月の最初の亥の日のことですから、今年は11月16日(旧暦十月二日)になります。
私は、柚子の色づくころを晩秋ととらえ、少庵写の茶杓を旧暦九月に使っていましたけれど、あれも炉開きに使ったほうがいいのかもしれませんね。
その頃には塗物の柚子香合を手に入れたいところです^^