本日は、旧暦十月一日。庚子神無月壬戌です。
神無月は「神の月」の意味だとされますが、私はこの考え方を今ひとつ支持していなかったりしますが、他に有力な候補がないので消極的賛成といったところでしょうか(旧暦六月の水無月が「水の月」というのは、田園風景から想定されているそうですが、新暦6月中旬に水を入れるということは、旧暦六月が新暦7月半ば頃なので、当てはまらないんです)。
さて、神無月は、その字面から、神のいない月という俗説が生まれ、出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなると、中世以降、出雲大社の御師が全国に広めたと言われています。ただし、「神がいない」という説は平安時代からあって、人々に知られていました。
そのため、出雲地方のカレンダーには「神在月」と書かれるとか♪
それと、諏訪大社も「神在月」となるそうですよ。
それは「諏訪明神」があまりにも大きな体であったため、それに驚いた出雲に集まった神々が、気遣って「諏訪明神に限っては、出雲にわざわざ出向かずとも良い」ということになったそうで(笑)
御師がいなかった沖縄においても「祭りが行われないため神が居ない月とされている」という点には注目する必要がありそうです。
この神々が出雲に集まるのは「伊邪那美神の供養月」という説と「縁結び」という説があります。なので、「結ぶ」ということがキーワードになりそうですね^^
十月の行事としては
・十日夜(三の月)
・玄猪(武家の炬燵・炉開き)
・二の亥(商家・町人の炬燵・炉開き)
があります。
別名は
醸成月【かみなんづき】⇒新米などで酒を醸造する月であるから
神嘗月【かんなめづき】⇒新嘗祭(にいなめさい)の準備をする月で有る事から
小春【こはる】
時雨月【しぐれづき】⇒時雨の降る月であるから
初霜月【はつしもづき】⇒朝日に溶けぬ霜が初めて降りることから
建亥月【けんがいげつ】⇒北斗七星が亥の方角を指すことから
小春は、初冬を示す言葉で、まだ寒さが本格的でなく春のように薄ら寒いことからいうのでしょうかね? 小春日和もこの時期の言葉です。