昨日は文月の望月でしたが、間違えて「中秋」と仰っている方がおられまして、慌てて「中秋は10/1ですよ」とお知らせいたしました。

 

 中秋といえば旧暦八月十五日なので、新暦9月ごろの満月だ……という理解が蔓延しているのかもしれません。

 

 これが私の言う「日本人の季節感が狂っている」という所以な訳ですが、もう一つ問題がありまして、仲秋という言葉です。

 

 これも何度も言っていることなのですが、孟秋、仲秋、季秋の仲秋であり、旧暦七月、八月、九月のことなんです。

 

 ですから、実はまだ「初秋」の半ばなんですね。

 でも、二十四節気ではもうすぐ白露。

 

 ズレが生じます。

 

 でも、世の中を見ていても、季節ズレてますよね?

 これ、面白いんですが、「閏月のある年は必ず季節がズレる」んです。

 

 なぜだか解りますか?

 

 これは「地球に影響を及ぼす天体は太陽だけではなく、月も影響を及ぼすから」なんですね。

 

 干潮と満潮が月の影響であることをご存じの方は多いと思いますが、それほど大きな影響を持っている月は、去年の同じ日と同じ位置にあると思いますか?

 

 ありません。

 月の公転周期は約27.32日で、満ち欠けは29.53日。

 つまり、毎年同じ月日に付きの位置は同じところにありません。

 

 ところが、旧暦の月日では月は必ず同じ位置になります。

 そもそも、旧暦月の日は月の位置(満ち欠け)によるものですので、同じ位置に来ることを言っています。

 

 太陽の位置が同じもので暦を作ったのが太陽暦、月の位置が同じもので暦を作ったのが太陰暦。

 

 ですから、三年に一度季節がズレたように感じるのは、太陽と月の影響であるといえるのではないでしょうか。

 

 これずっと思っていたことなんですけれどもw

 

 今年は閏四月がありましたので、春が長かったんですね。

 だから夏がズレ込んだ訳です。梅雨も長かったですし。

 

 それでも残暑もようやく落ち着いた……と思ったらフェーン現象で蒸し暑さが戻ってきてしまいました。

 

 まだまだ、薄物が手放せませんねw