ヤフオクを見ていて、不思議な棚がありました。

 

 こちら(ヤフオクですので【閲覧注意】)になります。

 

 竹台子の天板が半分になり、竹が三本柱になっている大棚です。

 このような棚は絵で見たことはありましたけど、実物は見たことがありませんでした。

 

 家にある愛読書の『茶之湯道具寸法図会』に載っているのでは?とめくってみるとありました。

 

・風炉置棚

 別名 重ね棚

 



 遠州好で、桐木地、白竹三柱、角柱には七宝透の入った袖板がつき、地板は長板、天板は左前隅を落とした小板ほどのもの。

左勝手に用いてもよい。

内法高さ一尺四寸五分(43.93cm)

天板

一尺三寸一分五厘(39.84cm)

巾一尺(30.3cm)

厚さ四分五厘

左前隅、四寸一分切り落とし

地板

二尺七寸八分(84.24cm)

巾一尺二寸(36.36cm)

厚さ六分

ハシバミ九分五厘

竹柱 径七分五厘中木

 

 という記述。

 

 こちらの商品は

 

竹棒長さ 53cm 下台 83×39cm 上棚 41×39cm

 

 遠州好みより、やや大きい感じですかね?

 

 これに似たものとしては「献茶台」という圓能斎好の棚物もあります。

 



天板 一尺四寸(42.4cm)×一尺一寸五分(34.8cm)

地板 二尺八寸(84.8cm)×一尺三寸(39.4cm)

柱 一尺七寸(51.5cm)

 

 こちらのほうが近い寸法のようです。

 しかし献茶台は杉木地に櫟(いちい)の柱となっていますので、少々異なりますし、寸法も微妙に違いますが!

 

 おそらくは献茶台のバリエーションでしょう。

 こういう発見があるので、ヤフオク見るのはやめられませんw