茶湯彼是の台本を書くときは記憶に頼らず、一つ一つ確認しながら書いていますが、今回見慣れぬ言葉に出会いました。

 備前窯元六姓です。

 これは江戸時代、藩の庇護を受けている時代に生産の集約を図るとともに、窯元を「金重」家、「木村」家、「寺見」家、「頓宮」家、「大饗」家、「森」家に窯株を持たせて南・西・北の大窯を管理させたことに由来しているそうです。

 現代六姓の中で最も名前を聞くのが金重陶陽です。金重陶陽以後、備前で人間国宝になった方に六姓の方は居ないようです。

 私は母が持っていた蓋置が六姓の木村家に連なる木村陶峰のものだったので、木村陶峰に馴染みがあります。

 この六姓というのは、瀬戸の「加藤」と似たような物かもしれませんね(笑)